みやこの彦八まつり2009〜初日
去年の初日は夜しか参加できなかったけど、今年は仕事が休みだったので朝からハリキって出かけてまいりました。しかしまァ、土日とも良いお天気で、ようござんしたわねェ。これだけお天気に恵まれた彦八まつりは何年ぶりなんでしょ。……ってゆーか、恵まれすぎやっちゅーねん! 暑すぎるっちゅーねん! 汗ダラダラやっちゅーねん! ……そんなわけで、汗まみれになりながらも2日間、たっぷり楽しませてもらったのでした(笑)
開祭式
午前11時ちょっと前、生國魂神社に到着。境内にはもうけっこうな人が集まっていて、既に稼働してる落語家さんのブースもあったりして。メインステージ前の椅子も満席状態なので、ステージ脇から開祭式を観ることに。11時、例年の如く司会を務める笑福亭生喬さんが舞台に上がり、まずは今年初の試み、落語家とその周辺芸人によるデキシージャズバンド、その名も「はなしかブラス・ホーンなあほな」を呼びよせます。
- はなしかブラス・ホーンなあほな
- 桂九雀(クラリネット)
- 内海英華(トロンボーン)
- 林家小染さんちのお嬢さん(トロンボーン)
- 桂小春団治(サックス)
- 桂あやめ(サックス)
- 露の団姫(トランペット)
- こっこ(トランペット)
- 笑福亭岐代松(太鼓)
- 聖者の行進(参集殿からメインステージまで行進しながら)
- リパブリック賛歌(メインステージ上で)
上方落語協会を代表して桂春之輔副会長が怪しいロレツでご挨拶。そして今年度の彦八まつり実行委員長桂あやめさんがこちらはシッカリした口調で開祭宣言。
そのあとは境内をウロウロ。疲れたら便所脇に並ぶ、福笑師匠のビアガーデン「チョーズ・バイ・サイド」、あやめ・遊方・染雀の「丁稚カフェ」で休憩するって、いつものパターン。
住よし踊
去年はほとんど観られなかった住吉踊り。今年はたっぷり堪能できました。あ、今年から表記が「住吉踊り」から「住よし踊」に変わってるんや。なんの意味があるのかは、謎(笑) 写真は踊り手とお囃子さんのキレイドコロを選りすぐりました(爆)
生玉辻舞台
暑さ対策として、今年はミスト扇風機に加えて噴水が設置されていて、
で、その噴水の周りでは「生玉辻舞台」と銘打って大道芸がおこなわれてました。
ストリートシンガー月亭遊方。
笑福亭笑子ちゃんの腹話術。後ろに立ってるブルースブラザースみたいなんは師匠の鶴笑さんです。
こーゆー場にはモッテコイ、夫婦音曲漫才おしどり。
落語家バンドステージ
18時半からお待ちかねのバンドライヴ。この頃になるとメインステージ前はえらい人の数で、ベストな位置が取れず写真もあまり撮れず、なのでした。
ぐんきち
2年連続出演のお囃子カントリーぐんきち。ティーポットを笛に見立てた演奏はグダグダながらも大爆笑。鉄道ネタもあいかわらず面白かったです。
桂雀三郎withまんぷくブラザーズ
- ミュージックコンサートのテーマ
- やぐら行進曲
- 反逆者の唄
- 寿限無
- あぁ青春の上方落語
- ごっつうまうま 母ちゃんの弁当は世界一
- ヨーデル食べ放題
- そよ風のラブソング
- サルサ・デ・ベツバ〜ラ(アンコール)
まんぷくブラザーズは2年ぶりの登場。なんかいつもより曲数多くて儲けた! って感じ。写真はリハんときのんです。
ヒロポンズ・ハイ
- ヒロポンズ・ハイ
- 笑福亭福笑(唄)
- 桂福楽(ベース)
- 笑福亭岐代松(ドラム)
- 桂あやめ(アコーディオンと唄)
- 月亭遊方(ギターと唄)
- 林家染雀(キーボード)
- 桂福矢(ギターと唄)
- 大西ユカリ(ゲスト、唄)
- ジョニー・B・グッド
- 愛しい人へ
- プカプカ(+大西ユカリ)
- タイガー&ドラゴン
- 雨上がりの夜空に(アンコール)
じつはまんぷくブラザーズの3曲目あたりから体調急降下で、ステージ脇の庭へ降りる階段のところでへたってました。朝から呑んでたのと暑さのせいで、けっこうへろへろモードになってたんですね。けど、どんなにしんどくともヒロポンズ・ハイはしっかり観とかんと!……と最後の力を振り絞って立ち上がったのでした(笑)
奉納落語会「アラフォー女の会」のゲストで来てたユカリちゃんが飛び入り。たった1曲のためにズラ&衣装まで用意するって。しかも、その格好のまま出番まで20分ぐらいステージ脇の椅子に座ってじっと待ってはる姿にプロ魂を見た!(爆)
リタイア
しんどいくせにヒロポンズ・ハイでワーワーキャーキャー騒いでたらますますしんどくなってきて、ついにアンコールの『雨上がりの夜空に』の途中で「もう、こりゃ、ホンマにアカン」って思って、離脱。這々の体で谷九駅までたどりついて改札外のトイレに駆け込み、リバース。……汚い話でスミマセン。
モドすだけモドしたらちょっとは楽になったので、いくたまさんに取って返したんですが、落語家バンドのトリだった桂文福とワ!!つれもていこら〜ズのステージは既に終わっていて、阿波踊り「はなしか連」が境内を踊り歩いてるところでした。で、せっかくいくたまさんまで戻ってきたのに、やっぱり体調イマイチなままなので、このあとあやめさんが出られるであろう中締めも観るのん諦めて、さっさと帰ることに。「明日はお酒ひかえよう」と心に固く誓いながら帰路についたのでした。
彦八まつり写真集(外部サイト)
みやこの彦八まつり2009〜楽日
で、翌日。昨夜は早く帰って早く寝たのでタップリ眠れて体調は回復、気分も上々。今日も朝から彦八まつりへ出かけることができました。
扇納祭
午前10時ちょい過ぎ、生國魂神社に着いたんですが、すでに扇納祭は始まってました。彦八まつりに通うこと7年目にして初めて見れたよ、扇納祭(途中からやけど)。
鏡割り
つづいてメインステージでは日本酒の鏡割りが。お酒はお客さんにも振る舞われます。気がつくと御神酒の入った紙コップが手の中に。気がつくと紙コップの中身はカラッポに。……今日は呑むのん控えようって昨夜の誓いが早くも音を立てて崩れ去ったのでした(笑)
象印杯はなしかバスケ大会・生玉入れ!
毎年いろいろ形を変えて行われてるスポーツ(?)大会。今年はスリーオンスリーのバスケットでした。
優勝したのはさろめ・眞・紫の女子チーム。師匠あやめから賞状を受け取る弟子さろめ。
地車囃子、生玉辻舞台、住よし踊
そのあとは昨日と同じように、便所の脇(笑)を起点に境内をあっちウロウロ、こっちウロウロ。昨日は観られなかった地車囃子、昨日も観た生玉辻舞台に住よし踊。16時過ぎまでたっぷり楽しませてもらいました。
彦八まつりで食べたもん
最後に、この2日間で食べたものをまとめておきます(順不同)。
- 牛ほめ(福若)のホルモン焼きうどん
- チョーズ・バイ・サイド(福笑)の生ビール
- 丁稚カフェ(あやめ・遊方・染雀)の柳蔭+チーズ、ジャスミン茶+昆布の佃煮
- 夏の医科(きん枝)のわらび餅
- ケイコちゃんとおそでさんからそれぞれ貰ったたこ焼き(たぶん仁智さんとこのん)
- 文枝茶屋(桂文枝一門)の焼きうどん
- チョーズ・バイ・サイド(福笑)の生ビール
- 丁稚カフェ(あやめ・遊方・染雀)のアイスコーヒー
- 看板の一(福団治)の白玉ぜんざい
- 首の仕替え・しじみ売り(春団治)のアイスクリーム
- 彦八まつり本部テントのかき氷(なぜかバナナ1本丸々付き)
- テキ屋のパイナップル
- テキ屋のアイスクリーム
福若さんとこのホルモン焼きうどんは堂山界隈で有名な「テン」の出張版。屋台売りとはいえ本格的でおいしゅうございました。
こちらは丁稚カフェの柳蔭とチーズ。
彦八まつり写真集(外部サイト)
毎度お馴染み、「のみのみ!落書きアーカイブス」の彦八レポ。わたしが観られなかった奉納落語会や、ざこば師匠が暴走した楽日の締めの様子なんかもことこまかにわかります。