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みやこの彦八まつり2007〜初日

彦八まつりが行われる生國魂神社へ行くには、例年ですと難波から地下鉄を利用するのですが、今年は経費節減と運動不足解消を兼ねて歩いてみることにしました。距離にすると1キロちょいぐらいやから、難波から新橋や堀江あたりに行くのと変わらへんやん。と、余裕ぶっこいてたわけですが……

最後に待ちかまえていた上町台地の急な斜面が予想以上にキツかった! 生玉公園の階段を一段のぼるたびに汗が噴きだしてくる感じ。公園内にお住いの方が全裸に近い格好で水浴びしてたりして、違う意味でも汗かいたりして。それでもなんとか、息ゼイゼイいいながらも階段を登りきったのでした。


午前10時50分:いくたまさんに到着。奉納落語会(昼の部)の入場券を入手すべく本部ブースへ向かうと、11時からの引き換えに備えて既に長蛇の列ができてました。向かいのブースでは本年度の実行委員長・桂都丸さんが何やら喋ってはります。どうやらラジオの生放送で彦八まつりの宣伝をしてはったようです。

志納金2000円と引き換えに落語会の入場券をゲットしたのち(ちなみに整理番号はキリよく「50番」でした♪)、メインステージ前に移動。11時からオープニング・セレモニーが始まっており、ステージ上では綺麗なお姉さんたちによるバトントワリングが行われてました。朝っぱらから眼福、眼福。去年のオープニングを飾ったあの方たちとは雲泥の差です(笑)

マリ・バトンスクールの画像です。

セレモニーの進行役は去年と同じく笑福亭生喬さん。去年は「おいしい仕事」のため出席できなかった桂三枝上方落語協会会長のご挨拶のあと、10月から始まるNHK朝ドラ『ちりとてちん』で落語家を目指すヒロイン役に抜擢された貫地谷しほり嬢がステージに呼ばれ、三枝さんのリクエストで小咄を披露。

貫地谷しほり嬢の画像です。

続いて、都丸実行委員長の開会宣言があり、ふたたび綺麗なお姉さんたちによるバトントワリングでセレモニーは幕。

都丸実行委員長と三枝会長の画像です。

いったんステージ前から離れ、今年も本拠地になるであろういつもの奉納会館前(あるいはトイレの横とも言いますが)のあの場所へ。ところが、丁稚カフェはまだ開店前やし、福笑さんのビアホールも開いてるのか開いてないのかようわからん状態だったので、速攻でステージ前に取って返したのでした(苦笑)

丁稚とたまクンの画像です。

11時45分:地車囃子。わたしの座ってた位置からは笑福亭呂鶴師匠の太鼓のバチさばきがよく見えて勉強になりました(なんの勉強や!?)。踊り手は桂文昇さん。

地車囃子の画像です。

12時:住吉踊り。わたしの座ってた位置からはお囃子のお姉さん方があまりよく見えず、ちょっと残念でした。

住吉踊りの画像です。

12時30分頃:奉納会館に向かうと既に落語会の入場が始まっていて、ちょうど「41番から50番の方」が呼ばれてるところでした。


奉納落語会・昼の部〜ドラマヒロイン落語家入門

13時:落語会。最初は先にも紹介した『ちりとてちん』の主役・しほり嬢、同番組で落語指導をされている染丸師匠、日本で最初の女流落語家である都師匠、それに『ちりとてちん』の出演者でもある吉弥さんによる座談会。しほり嬢はここでも小咄を披露。

染丸師匠としほり嬢と吉弥さんと都師匠の画像です。

落語のトップバッターは団姫ちゃん。彼女の落語を聴くのは初めてやったけど、かわいかった〜♪ ちなみに『松山鏡』も初めて聴く噺でした。

三扇さんのは再々々婚の新郎と再々婚の新婦の結婚披露宴の噺。最近は『ちりとてちん』がらみで福井県で落語をすることが多いらしく(『ちりとてちん』の主人公は福井出身って設定)、ご自分のブースでは福井名産を売ってはりました。

中トリは若い頃フォーリーブスのター坊に似てたという(内海英華さん・談)染丸師匠。他の出演者が女性ばかりなので、ってことで、『ちりとてちん』でのお弟子さん二人を舞台に呼びはりました。どちらも今風のイケメンで、これはこれで目の保養になりました

イケメンふたりに挟まれた染丸師匠の画像です。

仲入り後はあやめ姐さん。マクラで『大奥』の話を振ってたので、そのまま『ルンルン大奥絵巻』に流れ込むのかと思いきや、本ネタはスポ根パロディ噺『アタック!ナンバ一番』。舞台上を転げまわっての大熱演でした。

あやめ姐さんの画像です。

トリは、若い頃は天海祐希に似てたという(本人・談)都師匠。マクラが絶好調でこのまま『みやこ噺』だけで終わるんちゃうかと思いきや、なんの前触れもなく『初天神』をやり始めたので、一瞬ボーゼン、すぐに大爆笑。都師匠のトラ公は上方落語界の最強・最萌キャラクターやと思います。(※下の写真は2日目に撮らせてもらったものです)

都師匠の画像です。


15時過ぎ:落語会終了。ここからは境内ウロウロ&買い喰いタイム。まずは、丁稚カフェでひと休み。去年は某丁稚(U4)に「おっさん」呼ばわりされ深く傷ついたわたしでしたが(ホンマか?)、今年はちゃんと全員から「いとはん」と呼んでもらえ、それはそれは嬉しかったのでした(笑) いただいたのは、最初が「濃いお茶」+「丁稚ようかん」。追加で「柳陰」+「青菜チップス」。丁稚ようかん、おいしかった〜♪

一年ぶりに刻みタバコも吸ってみたんやけど、ふだんキセルなんか使わんもんやから全然サマになってませんな(苦笑) →余談ですが、下の写真に一緒に写ってるお二人とは、これが縁でマイミクになりました♪

キセルを吸うみやこの画像です。

今年も落語家さんの屋台でいろいろ買い喰いしたけど、中でも特においしかったのが五郎兵衛師匠んところの悟空餃子でした。おいしい上に4個100円、発泡酒を一緒に買っても300円ですんじゃうという超リーズナブルなお値段設定。看板娘・団姫ちゃん、チャイナドレス姿もかわいかったよん♪ (※下の写真は2日目に撮らせてもらったものです)

団姫ちゃんの画像です。

17時ちょっと前頃:メイン・ステージで落語家バンドのリハーサル。まんぷくブラザーズは新メンバーのアカベーさん抜き。『ヨーデル食べ放題』と、本番ではやらなかった『やぐら行進曲』が聞けて得した気分。

まんぷくブラザーズの画像です。

ヒロポンズ・ハイのリハは福笑師匠抜き(こっちは毎度のこと)。ヴォーカル部分は遊方さんが代わりに。ただし、ネタバレせんようにと歌詞は全部「♪ラララ〜」。

ヒロポンズ・ハイの画像です。

17時30分頃:ぼちぼち本格的にお腹が空いてきたので、桂春駒さんとこの焼肉串(ロース)、文枝茶屋の焼きうどんと、ちょっと食べ応えあるのんを連続補給。そのあと、買い喰いタイムの最後にふたたび丁稚カフェへ。「濃いお茶」+「丁稚ようかん」。「濃いお茶」のおかわりには「鮎まんじゅう」を付けてくれました。さらに隣の福笑ビアホールから生ビールを出前してもらい、ライヴに向けてええ感じになってきたよ〜(笑) そして……

19時:いよいよお待ちかねの落語家バンドLIVE!


落語家バンド

ヒロポンズ・ハイ
  1. よォーこそ
  2. プカプカ
  3. 愛しい人へ
  4. タイガー&ドラゴン
  5. ジョニー・B・グッド(アンコール)

福笑さんと福楽さんの画像です。

今回は林家市楼クンが「おいしい仕事」のため不在。代わりにサイドギター弾いたのは桂福矢さんでした。福矢さんは人前でギターを弾くのは初めてだったらしく、めっちゃ緊張してはったそうです(染雀さん・談)。確かに、ステージ上でも目が泳ぎまくってたもんなァ(笑) 場慣れしてる落語家さんでも、本業以外ではやっぱり緊張するんやなァ。

福矢さんの画像です。

1曲目の出だしがマイク不調で歌詞がハッキリ聴きとれなかったものの、そのあとはいつもの福笑ペース。いつものヒロポンズ・ハイ。しかし、毎年ながら30分で終わっちゃうのは物たりなさすぎ! MCで言うてはった繁昌亭でのワンマン・ライヴ、ぜひ実現してほしいもんです。

福笑さんの画像です。

あ、それと、今年はライヴ中にあちこち場所を移動してたので、例年だとなかなか押さえづらい岐代松さんの写真をけっこう撮ることができました。メンバー全員が収まってる写真なんかも、もしかしたら初めて撮れたかも(←こっちは写真集で確認してね)。

岐代松さんの画像です。

桂文福とワ!!つれもていこら〜ズ
  • 桂文福とワ!!つれもていこら〜ズ
  • 桂文福(唄)
  • 千田やすし(唄)
  • 桂三馬枝(唄)
  • 桂まめだ(コーラス)
  • 桂ぽんぽ娘(コーラス)
  1. 和歌山 LOVE SONG 21
  2. 河内音頭

どっちが兄弟子かわからんまめだ・ぽんぽ娘の掛け合い前説、千田やすしさんの腹話術につづいて文福さんが登場。今年は『紀州つれもて音頭』やりませんでしたね。

千田やすしさんと文福さんの画像です。

まんぷくブラザーズのセッティングの間に三枝会長と都丸実行委員長がステージへ上がり、ちょっと早いけど生玉打ちの大阪締めで中締め。

三枝会長と都丸実行委員長の画像です。

桂雀三郎withまんぷくブラザーズ
  1. ミュージックコンサートのテーマ
  2. ヨーデル食べ放題
  3. 寿限無
  4. 遠野物語
  5. そよ風のラブソング
  6. ごっつうまうま
  7. あぁ青春の上方落語
  8. サルサ・デ・ベツバ〜ラ(アンコール)

曲の順番はテキトーです(汗) けど、どの曲も耳に残る曲ばかり。難波までの帰り道、「♪じゅげむじゅげむごこーのすりきれ」とか「♪べつばら、ンン〜べつばら」とか口ずさんでたことはナイショです(笑)

桂雀三郎withまんぷくブラザーズの画像です。

療養中のエルエール田中さんの代わりに、ボルケーノ赤木ことアカベーさんがマンドリン弾いてはりました。福矢さんほどではないものの、こちらもけっこう緊張してはったようです。

ボルケーノ赤木さんの画像です。


20時45分頃:予定を15分ほどオーバーして、落語家バンドのライヴはすべて終了。間髪入れずに阿波踊りのお囃子の音が。

はなしか連の画像です。

彦八くんも踊ってました(笑)

彦八くんの画像です。

はなしか連のお囃子を背中で聞きながら境内を歩くと、もうほとんどのブースが閉まってました。丁稚カフェ、福笑ビアホールも閉店作業中。お邪魔しても悪いので、そのままいくたまさんを後にし、帰路についたのでした。「♪じゅげむじゅげむ」と口ずさみながら(笑)

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みやこの彦八まつり2007〜楽日

13時ちょい過ぎ:いくたまさんに到着。楽しみにしてた「落語家世界陸上」は閉幕したあとでした(泣) そういえば、彦八まつり二日目の朝10時から行われる「扇納祭」も、まだ一度も見たことないねんなァ。来年はガンバって早起きしてみるかな(できるんか?)

朝からなにも食べてなかったので、まずは鶴二さんところで一口豚まん。彦八まつりでガッツリ食べたいときはここに限りますな。それから、お口直しに楽茶会でお抹茶&お茶菓子をいただきました。お茶を点てていたのは三遊亭丈二さん(from 東京)。

丈二さんの画像です。

とにかく今日は暑い! めっちゃ暑い! じっとしてても暑いのに、歩きまわるからよけい暑なる。本部席でてんこ盛りのかき氷(レモン)買ったりもしたけど、こんなもんじゃどないもならん暑さでした。で、暑さが限界まできたら、一般のお客さんが入れる場所で唯一冷房がきいてる奉納会館のロビーへ。ここだけはホンマ、天国でした。

会館の入口には、彦八まつり開催中はお休みの繁昌亭から出張してきた氷柱が立ってました。コレを触ってるだけでも暑さはだいぶマシになります。氷の固まりをプレゼントされて喜んでる動物園の白熊クンの気持ちがよくわかりました(笑)

繁昌亭の氷柱の画像です。

15時:お茶子クイーンコンテスト。今日の催し物の中でマトモに観たのはコレだけでした。見事お茶子クイーンの座を射止めたのは「雨ニモ負ケズ風お茶子の心得」を披露した着物美女。

今年のお茶子クイーンの画像です。

美女といえば、『ちりとてちん』関連で来ておられた福井県観光大使のお姉さんがえらいべっぴんさんで、オヤジどもからカメラを向けられっぱなしでした。……わたしもそのオヤジのひとりだったわけですが(苦笑)

福井県観光大使のお姉さんの画像です。

16時ちょい前:お茶子クイーンコンテストが終わってからは、もう境内をウロウロすることなく、丁稚カフェでひたすらウダウダしてました。わたしのすぐあとにお茶子クイーンコンテストに出ていたべっぴんさんが3人も来店し、店内は一気に華やかに。丁稚たちもがぜん張りきるってってもんです(笑) 写真は南京玉すだれを操る瀧川鯉朝さん(from 東京)。

鯉朝さんの画像です。

今日、丁稚カフェでいただいたものは「濃いお茶」+「丁稚ようかん」のセットが……ええっと、何セット食べたんやろ(笑) それから、お隣からビールの出前を……これも何杯飲んだんやろ(爆)

同席したBさんには仁智さんとこのたこ焼き奢ってもらいました。正確には蛸が売り切れてたので「こんにゃく焼き」でしたが(値段は半額)。ごちそうさまでした。その「こんにゃく焼き」を買いに走ってくれた遊方さん、ご苦労さんでした。

しばらくすると、なにやら表が賑やかに。向かいの笑福亭学光さんのブースにいた山澤由江姐さんの三味線に合わせて、その場にいた人たちが踊ってはります。突発的阿波踊りの始まり始まり。さすが、本場徳島県出身ではなしか連を率いてる学光さんの身内の方々だけありますね。

突発的阿波踊りの画像です。

しまいにはお客さんやはなしか連以外の落語家さんも踊りに加わります。下の写真では笑福亭たまクンが踊ってますが、その前には師匠の福笑さんも踊ってはりました(こちらは残念ながら写真押さえられず)。いかにも「お祭り」って感じで、いいですね〜♪

突発的阿波踊りの画像です。

18時ちょい前:このあと19時頃からあやめ姐さんがイブニング・ショーをやらはるって聞いてたんですが、別の予定が入ってるため、いくたまさんを出ました。なんやかんやで丁稚カフェには2時間近くも居座ってたんですね。我ながらビックリ(汗)

今日はまだ時間も早いし、難波ではなく地下鉄谷九駅に向かっていたので、歩きながら「♪じゅげむじゅげむ」と口ずさむことはありませんでした(爆)

いくたまさんの画像です。

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彦八ナヴィゲーター

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