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みやこの祝春一番2010〜3日目

服部緑地野外音楽堂(豊中)

春一ホンペン3日目。「New Morning」から数えると4日目。今日の起床時間は案の定7時半でした。きっちり1時間ずつ起きるのが遅くなってってます。でも会場前には昨日と同じぐらい(10時頃)に到着。お客さんも昨日と同じぐらい。今日もまたまたいい天気でした。

今日もまたまたいい天気の画像です。

今日は背中に五枚笹の紋が入った笑福亭Tシャツを着ていったんですが、わたしの他にもこのTシャツ着てるお客さんがいたのには驚きました。わたしは黒、その人は白と色違いやったけど。そやけど、なんでハルイチで笑福亭Tシャツやねん(笑)

感想はぼちぼち書いていきます。セットリストなんかもぼちぼち埋めていく予定です。

祝春一番 公式サイト

air plants

  1. 太陽のサンバ
  2. Yellow Bird
  3. 帯広
  4. キャラバン

今日はチェロとヴァイオリンとギターのインストゥルメンタル・トリオで静かに静かに始まりました。東京から参加のair plants。チェロの橋本さんはリクオさんやハンバートハンバートのバックで観たことありましたが、あとのふたりは初見。ギターの嘉多山さんは北海道生まれで、3曲目の『帯広』は、その故郷を思って作った曲だそうです。最後、けっこうエキセントリックな『キャラバン』が終わっても三人はステージからハけず、そこにギターバンジョー抱えた中川五郎さんが合流。

air plantsの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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中川五郎

  1. だびよんの鳥
  2. 一台のリヤカーが立ち向かう
  3. イマジン

五郎さんの1曲目『だびよんの鳥』は青森のシンガーで今は脳出血のため闘病生活を送られている高坂一潮さんって方の曲。高坂さんが唄えないので、五郎さんが代わりに日本中で唄っているのだそうです。『一台のリヤカーが立ち向かう』は横須賀のシンガーで2年前に亡くなられた村松俊秀さんのことを唄った曲。そして、風太さんになにやら耳打ちされたあとに「時間がないようなので最後の曲にします」と言って、ギターバンジョーを置き、air plantsの演奏だけで唄ったのが『イマジン』。じつに「ハルイチの五郎さん」らしい構成のステージでした。

中川五郎+air plantsの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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宮武希BAND

  • 宮武希BAND
  • 宮武希(唄)
  • 今井忍(ギター)
  • ロケット松(ピアノ)
  1. いつか
  2. 秘密
  3. 夜の幸
  4. 星降る夜には

東京組が続きます。宮武希さん、今年は今井忍さん、ロケット松さんとのトリオで。高田渡さんの『いつか』から始まって、ゾウさんの『星降る夜には』で〆。あとの2曲は初めて聴いた曲でした。帰ってから過去の春一レポを読み返したら、少なくともここ4年は唄ったことのない曲ばかりでした(『いつか』、『星降る夜には』も含めて)。なんか、めっちゃ新鮮な気分。……って、年に1回、ハルイチだけでしか宮武さんの唄を聴いたことないわたしが言っても説得力ゼロやろけど(汗)

宮武希BANDの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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べすぱ

  • べすぱ
  • 岡村香織(唄とピアノとクラリネット)
  • 松浦道夫(ギターとバスリコーダーとコーラス)
  1. おおスザンナ
  2. チャルメラ
  3. オリオン食堂の歌
  4. 手紙

「山口から来てくれた若い夫婦を紹介します」と風太さん。べすぱ。今年のハルイチの初見組でいちばん印象に残ったふたりです。どの曲も良かったけど、特に2曲目のラーメン屋さんの唄、べつに哀しくもなければ感動するような内容でもないのに、なぜか泣けてきてしかたありませんでした。なんなんやろ、これって? ピアノが奏でるチャルメラのメロディに涙ながすわたし(笑) しかも、わたし、そのとき、たまちゃんから貰ったお弁当たべてたし(爆)

べすぱの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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林亭

  1. 風の歌を聴こう
  2. 値上げ
  3. What a Wonderful World
  4. 神田橋

なんだかんだの林亭。去年の春一レポで大江田さんのことを「今年はいい感じに余裕が出ていてよかった」って書いてるんですが、今年は更に余裕綽々でしたね。順平さんは音楽を担当したもうすぐ公開される小林政広監督『春との旅』をしきりに宣伝してはりました。「映画はたいしたことないけど音楽がいいので観てください」って(笑) 高田渡さんの『値上げ』は客席がなんか異様な盛りあがり。『What a Wonderful World』は昨日、天野SHOさんと、渋谷毅さんのよころで金子マリちゃんが唄っていて、今年のハルイチで聴くのん、3度目でした。

林亭の画像です。

祝春一番2010 アルバム

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佐藤GWAN博

  1. ブラザー軒
  2. 赤ん坊殺しのマリー・ファラー

ガンさん、去年は「New Morning」に「へそ」だったけど、今年はメイン・ステージで。順平さんと、2日にラストショウで出てたアリさんがサポート。1曲目は高田渡さんの『ブラザー軒』。そういえば、今日は渡さんの曲をよく聴いたなァ。ガンさんはあと1曲しか唄わなかったんですが、その2曲目の『赤ん坊殺しのマリー・ファラー』は通常の曲3、4曲分ぐらいある超大作。すごい曲でした。他のお客さんもこの曲に聴きいっていたのか、会場全体がめっちゃ静かになってたような気がしました。

佐藤GWAN博+松田ARI幸一+佐久間順平の画像です。

祝春一番2010 アルバム

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アチャコ&フレンズ

  • アチャコ&フレンズ
  • アチャコ(唄と踊り)
  • ベーカー土居(ドラム)
  • オニィ上野(ドラム)
  • はまちゃん(ベース)
  • ベンジャミン多田(ギター)
  • 増田俊郎(ギター)
  • 仲豊夫(ギター)
  • 外村国一(サックス)
  • ミキちゃん(コーラス)
  1. 俺たち宇宙人
  2. コントロールやめてくれ
  3. アチャコ音頭
  4. ありがとう

ここまで東京組を中心とした心地よい系が続いてましたが、ここからは地元のコテコテ系が続きます(笑) まずは、今年も5日間、最初から最後まで踊りまくってたアチャコさん。もちろんステージ上でも踊りまくり、唄いまくり、文句いいまくりでした。ギャグはあいかわらずスベりまくってたけど(爆) ベーカーさんとオニィのツインドラム、まっすんと仲さんのツインリードギター、めっちゃ決まってました。そして、ベンジャミン多田さん。まさかこれが最後のステージになるとは……

5月9日のハルイチ展最終日、アベちゃんのケータイに連絡が入ったときたまたま居合わせて、訃報を知りました。その前日の5月8日に亡くなられたそうです。って、このハルイチのステージからたった4日後やん! 享年58歳。なにがあったのか詳しいことは存じませんが、来年からのハルイチでもうベンジャミンさんの三線やギターを弾く姿が見れないなんて、ホンマ残念です。

アチャコ&フレンズの画像です。 アチャコ&フレンズの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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モーリー

  • モーリー(唄とギター)
  1. 1歩後退 2歩前進
  2. いつかハッピータイム
  3. 生活の柄

初出場のモーリーさんは「へそ」で熱唱。今年の2月、えんの15周年ライヴでモーリーさんに会ったとき、「ハルイチ出ますねん」ってめっちゃ嬉しそうな顔で言うてはりました。アベちゃんにしごかれた甲斐があったね。そのアベちゃんの紹介MC。「ぼくが普通の人なら、この人は変な人です。ぼくが変な人なら、この人はむちゃくちゃ変な人です」。アベちゃんにここまで言われるなんて(笑) 出番が終わったあとは、外の芝生でお子さんと遊んでました。変な人かもしらんけど、ええ人です。

モーリーの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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Happy Trio

  • Happy Trio
  • てる(唄)
  • Viru(唄とギター)
  • リタンバラ(ベース)
  • ティアス(スルドゥ)
  • 山崎元治(ギター)
  • シマント(キーボード)
  • ベーカー土居(ドラム)
  1. ???
  2. ???
  3. ???
  4. ???

観るたびに人数が増えてる(ような気がする)ハッピートリオ。今年はついに7人編成になっちゃいました。初めて観たときには「4人いるのに、なんでトリオ?」とかって思ってたもんですが、もうここまでいくと、そんなんどーでもよくなりますね(笑) ってゆーか、この人たちが作りだすサウンド聴いてりゃ、元からそんなことどーでもいいやって気になろうかってもんです。レゲエと歌謡曲のめっちゃハッピーな融合、今年もええ感じでした。

Happy Trioの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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光玄

  1. ???
  2. 鉛の粉
  3. 6月25日
  4. 悲しい夜は自由になれる

「New Morning」ではホンヨンウンBANDの一員として出ていた光玄さん、今日は「へそ」でソロ。あまりの暑さに頭クラクラ状態で観ました。頭クラクラなのは光玄さんも同じだったようで、ハーモニカのキーを間違うという大ボケかましてました(笑) いま弾いてるギターが西岡たかしさんが使ってたギターだったってことを自慢げに(でも、ちょっと照れくさそうに)話すところがカワイかったです(爆) 去年の秋のワンマンショー以来、わたしの頭の中でヘビロテ化してる『6月25日』を聴けて嬉しかった〜。

光玄の画像です。

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李知承

  • 李知承(唄とギター)
  • 外村国一(サックス)
  • AZUMI(ギター)
  • 萩原ヨシロー(ギター)
  1. オーバーとレインコート
  2. キャッチボール
  3. 子供のイス
  4. ブルージィナイト

こちらも「New Morning」でホンヨンウンBANDの一員として出てたガンちゃん。できたてホヤホヤの初アルバム『オーバーとレインコート』を引っさげての登場です。レコーディング・メンバーの外村さん、AZUMIさんと3人でタイトル曲の『オーバーとレインコート』と去年も唄った『キャッチボール』。そこにヨシローさん(この人もレコーディング・メンバーで、アルバムの録音は楽楽堂でおこなったそうです)が加わり『子供のイス』と『ブルージィナイト』。甘い甘いガンちゃんの唄と外村さんのサックスと、ハードでクレイジーなAZUMIさん、ヨシローさんのギターの対比が面白かったです。

李知承の画像です。 李知承の画像です。

祝春一番2010 アルバム

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5th element will

  1. ???
  2. 恩赦
  3. ???
  4. ???
  5. ラリル
  6. ???

喫煙率めっちゃ高い、時代に逆行つーか反抗してる不良なバンド(笑) 5th element will。1曲目はマリちゃん、京一つぁんレスで森園さんヴォーカル。2曲目はマリちゃん入って忌野さんの『恩赦』。3曲目から京一つぁんも加わってフルメンバーに。『ラリル』はCDだったかTシャツだったか買ってくれたお客さんのリクエストでって、急きょ決まったみたい。去年までは毎日のように誰かのステージに呼ばれたり乱入したりしてたマリちゃんですが、今年はこの自分たちんところ以外でステージに上がったのは、昨日の渋谷さんのとこだけでした。

5th element willの画像です。 5th element willの画像です。

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ヤスムロコウイチ

  1. ピンクの麦わら
  2. さそり座の唄(+ローディ池田)
  3. 夜を見てた(+ローディ池田)
  4. ???

ヤスムロコウちゃんは例年どおり「へそ」で。ひとりで『ピンクの麦わら』を唄ったあと、「素浪人月影兵庫みたいな人」とローディ池田さんを呼びます。月影兵庫って言うても今の若い子だれも知らんで、って書こうと思ったけど、ハルイチの客なら半分以上は知ってるわな(笑) 「ほんならアンタは焼津の半次か!」と心の中でツッコミ100回(爆) あと、カメをもらった話など、今年も天然トークは炸裂してました。あ、モチロン唄もトランペットとのカラミも良かったですよ。

ヤスムロコウイチの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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NIMA

  • NIMA(ダンス)
  • 蝦原幹夫(ドラム)
  1. ダンス

ニマさん、今年はドラムの蝦原さんとのコラボ。ステージ上をアッチからコッチへ、コッチからアッチへ。それだけじゃ飽き足らないのか、バックの青空を組んでる足場にまで上って、で、今日はここで夕景に転換。ニマさんの動きと相まって、めっちゃ感動的な一瞬でした。やっぱり、誰のところで背景を変えるといちばん決まるのか、考えてたんやろなァ。ニマさんはそのあと「へそ」まで移動。「へそ」のすぐ傍らで観てたので、最後の方はカブリツキ状態でじっくりニマさんの動きを追うことができました。

NIMAの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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DEEP COUNT

  • DEEP COUNT
  • 桑原延享(トランペットと語り)
  • ALI(ベース)
  • SUGURU(ギター)
  • 福島紀明(ドラム)
  • 川崎知(サックス)
  • オニィ上野(パーカッション)
  1. ???
  2. 火の玉行進曲
  3. ???

アベちゃんが「いちばん好きなバンド」と紹介して、DEEP COUNT。「これはエコヒイキちゃうよ」とも。いや、エコヒイキでもええんです。アベちゃんがハルイチに呼んでくれなかったら、わたしはDEEP COUNTも桑原ノブさんも知らずに人生を送ってたかもしれへんのやから。1曲目は「音楽で戦争を止めろ」みたいな内容。アチャコさんと同じようなこと言うてるんやけど、なんかめっちゃカッコよかったです。あ、いや、アチャコさんがカッコよくないってわけじゃないねんけど(笑)

DEEP COUNTの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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平田達彦

  1. Don't Think Twice,It's All Right
  2. 人喰いの街
  3. 野良犬のブルース
  4. ルート66

「広島生まれの博多人」(by 福岡風太)平田さんは去年の「ニューモーニング」と同じく「へそ」で。『野良犬のブルース』はお客さんも巻き込んで、今年も思いっきり吼えまくってました。この前の日だったか、スタッフとしてガンバってる村田豪太さんから紹介してもらって、初めてお話しさせてもらったんですが、いい人でしたわ。歳もわたしとあんまり変わらないのね。もっと、ずっと年上の方だと勝手に思ってました、スンマセン。1年365日バイトしながら唄い続けてるそうです。

平田達彦の画像です。

祝春一番2010 アルバム

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稲葉浩

  • 稲葉浩(唄とギター)
  • カットシ(ギター)
  1. same old songs
  2. もう引き返せない
  3. blow wind blow
  4. 歪んで歪むのさ

九州組が続きます。「イナ・バヒロシ」(by 福岡風太)じゃなくって稲葉浩さん。「セン・バタロウ」を思いだしたわ(笑) 去年はAZUMIと一緒でしたが、今年は唐津の海賊で組んでる西勝利(カットシ)さんと。「大好きな大阪の唄」と言って唄ったのが、そのAZUMIの『same old songs』、そして金森幸介さんの『もう引き返せない』。後者は最終日にイサトさんも唄ってたけど、こんときの稲葉さんの方が良かったなァ。あ、イサトさんにはナイショやで(笑)

稲葉浩+カットシの画像です。

祝春一番2010 アルバム

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友部正人と三宅伸治

  1. 反復
  2. ライク・ア・ローリングストーン
  3. はじめぼくはひとりだった
  4. 一本道
  5. 大阪へやって来た
  6. 雨の降る日には
  7. ぼくは君を探しに来たんだ

今日のトリは、最近デュオ・アルバムを出した友部さんと三宅の伸ちゃん。このふたりのコラボを観るのは、なんと6年ぶりでした。珍しくアンコールが2曲もあって、それを含めて全部で7曲やったんですが、やっぱり『一本道』がいちばん心に染みました。特に今年の場合、「♪ふと うしろを ふりかえると〜」そう、そこにはホントに夕焼けがあったのです。今年のハルイチの背景、青空から夕焼け空に変えるって演出はこの曲のために用意されてたんじゃないかって思えるぐらい感動的でした。

友部正人と三宅伸治の画像です。 友部正人と三宅伸治の画像です。

祝春一番2010 アルバム

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今日はアンコールが2曲もあったのに19時前には終了。よっぽどサクサク進行してたんやなァ。で、わたしも今日はミナミでサクサク呑むつもりで電車に乗ったのですが、なぜかキタでハシゴ酒(笑) 今年のハルイチも残すところ明日1日だけになってしまいました。

祝春一番 アルバム

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