11月29日(日曜日)
[映画]
千年の祈り
梅田ガーデンシネマ(西梅田)
アメリカに住むバツイチ娘のことが心配で心配でたまらん老父が、はるばる北京から訪ねてきて……って、アン・リーの『推手』っぽいお話。けど、語り口はぜんぜん違います。イラン人のマダム、隣に住む失業中のカップル、ワンシーンだけ登場する古物屋のおっさん等々、ちょっと奇妙な人たちがええ味だしてます。ウェイン・ワンの味。おとんが娘の名前の由来を語るシーンは(ありがちなんやけど)、泣けました。
[呑み喰い]
王将(西梅田)
- すぶた定食
『千年の祈り』でおとんが作る料理がめっちゃ美味しそうで、めっちゃ中華が食べたくなって……それで王将かい!(ひとりつっこみ) ま、おいしかったからええねんけど(笑)
[ライヴ]
有山じゅんじと上田正樹 フューチャリング くいだおれ太郎「ぼちぼちいこか LIVE 2009 with 正木五郎&中西康晴」
サンケイホールブリーゼ(西梅田)
開口一番は北京一の煽り!……ではなく、くいだおれの女将のゆるゆるトークでした(笑) 適度に熱く、けど、タイトルどおり「ぼちぼちいこか」なライヴ。中西さん生で観るのん何年(何十年?)ぶりやろ。久しぶりに、あのソウルフルなピアノが聴けて嬉しゅうございましたわ。これであと、あの人とあの人がいればなァ…… って、それは言わない約束よ、おとっつぁん(爆)
11月22日(日曜日)
[ライヴ]
光玄ワンマンショー「鉄クズの星」
AKASO(堂山)
先月のペーソスに続く、あべのぼるプロデュースおニュー企画第2弾。光玄さんのソロライヴ観るのん、めっちゃ久しぶりやわ。仲さん、AZUMIさん、金森さん、ヨシローさんとそれぞれ4〜5曲ぐらいずつやって、ところどころにスマイリーさんがスポットで入って……って感じで、モチロンひとりでも何曲か。最初の方で「今日は24曲やります」って言ってたけど、わたしの数えたところではアンコール含めて23曲しか唄えへんかったような。それでもたいしたもんやけど。とにもかくにも、今夜は光玄さんの唄がタップリ聴けて、めっちゃ幸せなのでした。
[呑み喰い]
Heaven HiLL(堂山)
ライヴ後はお決まりの天国コース。ドア開けたらひろっさんひとりだけやったのに、光玄さんはじめライヴの出演者、裏方さん、お客さんが次々に駆けつけて、アっという間に超満員に。あ、そうそう、ヘブンに訪れた際はぜひトイレを使ってください。面白いモノが見れますよ(笑)
11月15日(日曜日)
[映画]
ゼロの焦点
TOHOシネマズなんば(難波)
いかにも東宝の推理映画ですよって作りなので、犯人はすぐにわかります。……ってゆーか、キャスト見るだけでわかるかも(笑) 最後までけっこう楽しく(ストーリー自体は暗いけど)観られたし、どことなくイーストウッドの影響うけてそうな画調や美術もなかなかのもの。ただ、CGに難アリなのと、主人公がいきなり名探偵に変身するって展開がなァ。あと、主人公の「声」にイライラしたけど、これは映画以前の問題ね。個人的には、『地球防衛軍』のポスターとラジオの演芸番組で流れるのが横山ホットブラザーズってのがツボでした。
[ライヴ]
ながいよう with 杉本“Q”仁美
Heaven HiLL(堂山)
- 自転車に乗って
- さあどないしよ
- ハーブの香りのする手紙
- 26号線
- 横浜ホンキートンクブルース
- 楽園パートII
- タイル職人の唄
- こいのぼり(ここから第2部)
- 思いがけない入院
- 上海亭
- クレイマーじいさん
- 時は過ぎて
- 男らしいってわかるかい
- サーカスにはピエロが(アンコール)
- プカプカ(アンコール)
ながいさんの唄を聴くのは、9月に骨折から復活してから3度目。月に1回の割りでライヴを観てる勘定になるんですが、どんどん自信タップリになってきてる気がします。ええ調子や。演奏曲も毎回ちょっとずつ変わるので嬉しいですね。あと、2曲目でカポの位置まちがえはって、その後いちいちQちゃんにコードを確認する様子がかわいかったです(笑)
11月14日(土曜日)
[お出かけ]
阪急西宮ギャラリー
阪急西宮ガーデンズ(西宮)
神戸へライヴ観にいくついでに西宮北口に寄り道。昔むか〜し、パリーグに在阪球団が三つもあった頃は、年に2、3回、西宮球場に足を運んでたものでした。あんとき以来だから、ここへ来るのは二十数年ぶり。西宮球場の跡地は巨大なショッピングモールになっていて、その中に阪急ブレーブスに関する資料が飾られてる一角がありました。なんばパークスにあるホークスメモリアルギャラリーのブレーブス版ね。
上の写真のようなチャンピオンフラッグや、福本、山田、加藤なんかのタイトル盾にも感激したけど、なにより心にグっときたのが、在りし日の西宮球場を再現した巨大ジオラマ。こんなん家に1個ほしいわ(笑)
[呑み喰い]
ホープ軒(神戸・東門)
- Bセット(ごまみそラーメン+餃子+ごはん)
三宮方面から東門筋を突っ切って、山手通の右側にあるラーメン屋さん。怪しげな店構えに惹かれて入ったんですが……なんか客層も怪しげな人ばかりでした(笑) えっ、お前が言うなって(爆) お味の方はスープこってりでなかなか。テーブルにごはん用ごましお置いてあったのが嬉しかったです。
[ライヴ]
神戸ウィンターランド3周年記念ライブ『ザ・対決』木村充揮 神戸3DAYS SPECIAL―木村くんと泉谷せんぱい―木村充揮VS泉谷しげる―
WYNTERLAND(神戸・ハンター坂)
- キスに願いを(木村)
- 真っ赤なホッペ(木村)
- 応援歌(木村)
- はんか街のハンパ女(木村+泉谷+藤沼)
- やさしさの素描(泉谷+藤沼+木村)
- 10ドルの恋(木村+泉谷+藤沼)
- BIG BOY!!(泉谷+藤沼+木村)
- 野良犬(泉谷+藤沼)
- 旅立て女房(泉谷+藤沼)
- 黒いカバン(泉谷+藤沼)
- 君の便りは南風(泉谷+藤沼)
- 春のからっ風(泉谷+藤沼)
- つなひき(泉谷+藤沼)
- すべて時代のせいにして(泉谷+藤沼+木村)
- 天王寺(木村+泉谷+藤沼)
- 褐色のセールスマン(泉谷+藤沼+木村)
- 胸が痛い(木村+泉谷+藤沼)
- ???(木村)
- ザ・エン歌(木村)
- 心はマ・ル・ハ・ダ・カ(木村)
- ボクサー(木村+泉谷+藤沼)
- 嫌んなった(木村+泉谷+藤沼)
- 春夏秋冬(泉谷+藤沼+木村)
- 出稼ぎブルース(木村+泉谷+藤沼)
- 眠れない夜(泉谷+藤沼+木村)
- 野生のバラッド(泉谷+藤沼+木村)
ウィンターランド3周年記念、木村はん対決シリーズ3連チャンの最終日。木村対泉谷。……キングコング対ゴジラ並にインパクトある組み合わせです(笑) キングコングとゴジラは最後もつれあったまま海中へ没して両者リングアウトでしたが、木村はんと泉谷は最後までグラブを交えることなしって感じ。泉谷がシャドーボクシングしてる横で木村はん酒あおってるって図を思い浮かべてくだされば間違いないかと(爆)
それにしても、久しぶりに観た泉谷さんは相変わらず「泉谷しげる」でした。1曲目からハイテンションでゼェゼェ息切らせてるし。しかも、その息切れした状態で最後まで突っ走るんやから、恐るべきジジィです(笑)
11月9日(月曜日)
[お笑い]
笑福亭福笑 祝還暦落語会
天満天神繁昌亭(南森町)
- いらち俥(笑福亭たま)
- 福笑噺(笑福亭鶴二)
- 紙切り(笑福亭鶴笑)
- 音曲漫才(姉様キングス【桂あやめ+林家染雀】)
- 替わり目(笑福亭松枝)
- ―仲入り―
- 大喜利(林家小染/桂三風/月亭遊方/桂三金/旭堂南湖/笑福亭たま)
- 松鶴&福笑噺(笑福亭伯枝)
- 福笑噺(笑福亭岐代松)
- マラソンマン(笑福亭福笑)
- 三味線:林家和女、お茶子:高嶋藍
一昨々日が仕事帰りにライヴ、一昨日がお昼からライヴ2本ハシゴ、昨日が3本の大ハシゴ。3日間(実質2日半)でライヴや落語会6本も足はこんで、今日は定時までみっちり仕事して、腰痛マックス肩こりクライマックスな状態でしたが、福笑さんの還暦を祝う会を見逃すわけにはいきまへんわな。チケットも2ヶ月前から買ってたし。てなわけで、疲れた身体にムチ打って、繁昌亭へ駆けつけたのでした。
で、その落語会の中身なんですが…… みなさん、ほとんど落語やりませんでした(笑) たま君は持ち時間10分のうち、マクラに7分、『いらち俥』は僅か3分。いらちの車夫が出てこない『いらち俥』なんて初めて聴いたわ(爆) 松枝さんも半分以上マクラで、『替わり目』は酔っ払いの亭主が家に帰ってきたところで「半ばでございます」。そんなのまだマシな方で、鶴二さん、伯枝さん、岐代松さんなんか落語の本ネタまったくせずやったし(苦笑)
で、まァ、どんな話をしてたのかっちゅーと、お定まりっちゅーかなんちゅーか、福笑さんに関する、あんな話やこんな話。まァ、早い話がヒドイ話のオンパレードですわ(笑) 悪口、暴露話、有ること無いこと(有ること有ること?)織りまぜて、「ここだけの話」ってやつ。舞台の袖には本人いてはるんやけどね(爆) けど、どんなにヒドく思える話でも、そこはそれ、各人(イロモノ扱いの鶴笑さんと姉様キン、それに大喜利メンバーも含めて)の福笑さんに対する愛情が滲みでてるっていう。アイラヴ福笑フルメーターの、あんな話やこんな話でありました。
で、そんな落語会のトリを飾ったのが、その話の肴にされてたご当人。この人だけはキチンと落語を一席。とは言っても、かなり「特殊」な噺ではありましたが(笑) 『マラソンマン』、初めて聴いたけど、市民マラソン大会を舞台に、ベタな小ネタが延々と続く、『鷺とり』終盤の「俄じゃ俄じゃ〜」ってところだけを取り出したみたいな噺(ハメモノも『鷺とり』と同じ『韋駄天』使てるし)。内容の面白さはモチロンのこと、ネタ毎のオチ言うたあとの福笑さんの気恥ずかしそうな表情が、かわいくて愛しゅうて。還暦のおっさんにマジで恋しそうな気に。まさしくアイラヴ福笑な夜なのでした。
11月8日(日曜日)
[お笑い]
第9回 町家で楽しむ上方の古典芸能〜落語〜
今日はあっちこっち飛びまわってました。まずお昼は天六で落語。大阪くらしの今昔館、初めて中に入ったけど、江戸時代の大坂の街並みを再現した等身大ジオラマの中で聴く落語はなかなかオモロかったです。昨日、モダン音楽祭があった歴博もそうですが、大阪市のハコモノにしては、なかなかええ感じの施設ですな。
[ライヴ]
枚方宿ジャズストリート〜渋谷毅 & 立花泰彦 デュオ
浄念寺(枚方)
天六から地下鉄で北浜。おけいはんに乗り換えて枚方公園まで。枚方宿ジャズ・ストリートに初参戦してきました。渋谷さんの演奏が1時間半も無料で観られるんですから、これはもう行くっきゃない(死語)のです。お寺の本堂でのジャズ・ライヴは、これはこれでええ雰囲気でした。11月だというのに蚊が飛びまくってたのにはマイッタけど(苦笑)
[ライヴ]
工場長/佐久良うい/小林万里子 with 鷲尾悠持郎
テハンノ(十三)
- 工場長(唄とウクレレとギター)
- 佐久良うい(唄とギター)
- 小林万里子(唄) with 鷲尾悠持郎(ギターとコーラス)
枚方公園から門真まで戻って、生まれて初めて乗った大坂モノレールで南茨木、そっから阪急で十三へ。これも見逃せませんわな、ういと小林万里子の夢のコラボレーション(笑) ある意味、睡眠誘導剤と練炭より強力な組み合わせかも(爆) ……あ、不謹慎なこと書いてゴメンナサイ。でも、このライヴ、癒し系パンク(なんじゃ、そりゃ?)の工場長さんも含め、思ってた以上にスゴカッタことは確かです。あ、それから、わたし、とうとう万里子さんの唄(ブツブツとハゲのブルース)のネタにされてしまいましたわ。光栄至極に存じます(激爆)
[呑み喰い]
テハンノにて
- 目玉焼きのせカレーライス
11月7日(土曜日)
[呑み喰い]
彩鶏キッチン 八女小町(難波)
- なんさんご馳走ランチ(とり唐)
先週お昼したのざき亭のちょい西側にある鶏料理屋さん。ランチは前払い650円(その場で使える50円引きのクーポンをくれるので実質600円)。メインディッシュは量イマイチですが、ごはん、みそ汁、漬けもん、サラダがセルフサービス取り放題なので、上手に食べるとけっこうお得かも。
[ライヴ] [お笑い]
モダン音楽祭2009
大阪歴史博物館・4階講堂(馬場町)
- 大阪樂団
- 華乃家ケイ(唄とちんどん)
- 古川武志(指揮と唄)
- 吉田幸生(ピアノ)
- 今泉直司(トランペット)
- 浦朋恵(クラリネットと唄)
- 三原智行(トロンボーン)
- 北野圭祐(チューバ)
- 上浦修二(バンジョー)
- 藤沢祥衣(アコーディオン)
- 福人(バスドラとアコーディオン)
- 姉様キングス(ゲスト、音曲漫才)
- 桂あやめ
- 林家染雀
- 旭堂南陽(司会と講談)
- 織田草之助(蓄音器)
一部
- 映画情緒
- 巴里行進曲【もみじ】
- 浪花小唄
- 大阪行進曲〜心斎橋行進曲
- 丘を越えて
- 星影の小径
- こいさんのラブコール
- 服部良一メドレー【青い山脈(前奏)〜復興ソング〜丘は花ざかり〜夜のプラットフォーム〜蘇州夜曲〜一杯のコーヒーから〜別れのブルース】
- 道頓堀行進曲
二部
- 東京の花売娘(華乃家ケイ&福人)
- 音曲漫才(姉様キングス)
- 岡晴夫 講談(旭堂南陽)
- 憧れのハワイ航路
- 青春のパラダイス
- 大阪ブギウギ
- 買物ブギー
- 三味線ブギ(全員)
- 大阪さわぎ(全員)
華乃家ケイさん率いる大阪樂団の年に1度の自主企画イベント。初めて観させてもらったんですが、いやァ、オモロかったわ。大阪樂団のレパートリーはほとんど(ってゆーか、全部?)知ってる曲ばっかりで、聴いてるだけでも楽しいのに、見たらなお楽し♪ 姉キンも観られたし、めっちゃお得なライヴでした。
[ライヴ]
カサ・テンポ
ザ・ロック食堂(阿倍野)
夜は久しぶりにカサやんの唄を聴きにロック食堂へ。どれぐらい久しぶりなのか調べてみたら、なんと去年の西院ミューフェス以来でしたわ。ゴブサタしすぎてスンマセンでした。カサやんはしょっちゅうライヴやってるから、いつでも聴けるって気持ちがあるので、「いつでも」が「いつの間にやら」って具合になっちゃあってたのね。これからは心を入れ替えて足繁くライヴに通わせてもらいます(ホンマか?)
[呑み喰い]
ザ・ロック食堂にて
- テリケライス
ロック食堂の謎のメニュー。「隠れメニュー」なので、どんな料理かは書けません。興味ある方はご自分の目と舌で確認してくださいませ。けっして損はしない……と思います……けど……どうやろ?
11月6日(金曜日)
[ライヴ]
WANI/栄篤志
難波屋(釜ヶ崎)
- シーラグ(O.A、唄とギター)
- 栄篤志(唄と三線)
- ヘンリー松山(ゲスト、唄とギター)+ルーシー(コーラス)
- WANI(竹笛と唄)
仕事帰りに難波屋さんへ。ちょっと早めに着いたのでカウンターで釜のおっちゃんのお相手しながら呑んでると、なんかいつの間にかライヴ始まってるし。慌てて奥へ移ると福ちゃん唄ってるし。定刻19時から栄さんの島唄、そのあとヘンリーがパっと来てパっと唄ってパっと帰って、最後はWANIさんのレゲエのリズムに乗せた竹笛で〆。あの狭い狭いライヴスペースはヘブン系やら芳養屋系やら維新派系やらで超満員。めっちゃカオスな夜でした。
[呑み喰い]
難波屋にて
- 麻婆豆腐
カウンターの目の前に麻婆豆腐の鍋があって、あまりにも刺激的だったので思わず注文。お皿にたっぷり盛り、これにビールふたつ(大ビン+ジョッキ生)で850円。安すぎるっちゅーねん(笑)
11月1日(日曜日)
[呑み喰い]
のざき亭(千日前)
- マーボー丼
ジュンク堂ウラの路地にある居酒屋さん。ランチメニューやってたので入ってみました。マーボー丼500円。ちょいピリ辛で、量あるし、けっこうおなかふくれました。
[お笑い]
第181回 TORII寄席〜抱腹絶倒!膨福舌当! 笑福亭福笑独演会
トリイホール(千日前)
トリイホールで福笑さんの会。最初は慎ましくいちばん後ろの席に座ってたんやけど、開演直前になっても最前列が埋まらないので、しかたなく(?)移動。2メートルの超至近距離で福笑落語の衝撃波を受けることに。新作の『備後屋敷』は怪談噺で、かなり怖い。けど、それ以上に面白い。つけまつげが取れるんちゃうかってぐらい思いっきり笑わせてもらいましたわ。あと、染雀クンの落語を久しぶりに聴けたんも嬉しかったです。