みやこの祝春一番2009〜最終日
服部緑地野外音楽堂(豊中)
今日はいつもより1時間ほど遅く目が醒めました。さすがに5日目ともなると、けっこう疲れがたまってるみたいやね。……って、人ごとみたいに言ってますが(笑) そんなわけで、現地着も1時間ほど遅れて、10時40分ぐらい。今年の春一もいよいよ最終日です。
坂田さんのステージを見つめる、あの人、この人、その人、どの人?
あべちゃんのステージを見つめながら一緒に「♪な〜にもかんがえない〜」と口ずさんでる、あの人。
夕凪
- 夕凪
- 伊藤せい子(唄)
- 山崎保(ギター)
- 石井路翁(ベース)
- 藤山朋哉(ドラム)
- 山川ちかこ(キーボード)
- どうもこうもないこと
- あったまった
- にんじんごはん
- daisuki
- イメージの木
春一2009最終日は夕凪でスタート。朝から夕凪……って、なんかややこしいぞ(笑) 2日目と同様、入場待ちの列が全部ハケてから入ったので、ちゃんと聴けたのは2曲目ぐらいからでした。最後の曲のサビのフレーズが「♪今日もいい天気〜」。そのとおり、最後までいい天気でありますように!
マーガレットズロース
- マーガレットズロース
- 平井正也(唄とギター)
- 岡野大輔(ベース)
- 粕谷裕一(ドラム)
- ???
- べいびー
- 斜陽
- 石鹸
音源は聴いたことあったけど、観るのは初めて。MCで「音楽は愛だ」みたいなこと言ってたので、心の中で「青いぞ」とツっこんでおきました(笑) けど、そんなことを堂々と言える若さは正直いって羨ましいです。
稲葉浩+AZUMI
- 誇り高き愚か者
- blow wind blow
- 歪んで歪むのさ
- same old songs
- 移動遊園地(ここからAZUMIソロ)
- NEW BLUES SHOES
- そこにあるところ
- まぼろし
- 御堂筋
今日の初アリーナ観戦。稲葉さんとAZUMIは1ヶ月ほど一緒にツアーを回っていて、ゴールがこの春一だったそうです。その間、手を繋いでホテルに帰ったのは2度だけだったとか(笑) AZUMIは稲葉さんに「大阪の海賊」って紹介されてたけど、どっちかっていうと「山賊」って言ったほうが似合ってると思います(爆)
ヘンリー松山
- ヘンリー松山(唄とギター)
- オニィ上野(パーカッション)
- MOJO(ブルースハープ)
- LUCY(オートハープとコーラス)
- ???
- ケサラ
今日「へそ」で唄ったのはこの人たちだけでした。ヘンリーさんを聴くのん、めっちゃ久しぶり。でも、たった2曲だけなので、右向いて左向いてる間に終わっちゃったよ。もうちょっと聴きたかったなァ。
坂田明 ちかもらち/ジム・オルークと恐山
- 坂田明(サックスとクラリネットと雄叫び)
- Cris Corsano(ドラム)
- Daria Groy(ベース)
- Jim O'Rourke(ギター)
- ???
- 平家物語(?)
「ちかもらち」とはなんぞや? なぜに「恐山」? 謎が謎呼ぶ坂田さんの今回のユニット。ステージの上も面白かったけど、それを観てる人たちの反応もめっちゃ面白かったです(このページの最初に載っけてる写真のことね)。
東京ローカル・ホンク
- 東京ローカル・ホンク
- 木下弦二(唄とギター)
- 井上文貴(唄とギター)
- 新井健太(唄とベース)
- 田中邦雄(唄とドラム)
- 社会のワレメちゃん
- 昼休み
- カミナリ
今年の初見組、インパクトの強さでは4日に出たリトルキヨシトミニマム!gnk!が一番やったけど、音の好みだとこのバンドが一等賞でした。坂田さんのあとでさぞやりにくかったことでしょうが、いい感じのユルユルさんがたまりませんでしたわ。
押尾コータロー
- 押尾コータロー(ギター)
- 翼〜You are the Hero〜
- オアシス
- Time After Time
- Big Blue Ocean
- Rushin'
押尾クン、あいかわらずスゴイ人気でした。今年はイサト師匠とか石やんとかのウルサイのがいなくて(笑)、全曲ひとりで。『Time After Time』は女声ヴォーカル入れて聴いてみたいなァ。
ウズマキマズウ
- ウズマキマズウ
- 小川美潮(唄)
- 大川“ヘンダーソン”俊司(ベース)
- 藤井“Ma*To”将登(シンセサイザー)
- 川島“BaNaNa-UG”裕二(キーボード)
- オイラー小林(ドラム)
- 板倉文(ギター)
- 帆足“Whacho”哲明(パーカッション)
- Mac清水(パーカッション)
- 東京ローカル・ホンク(ゲスト:鳴り物)
- 坂田明(ゲスト:サックス)
- デンキ
- 天国と地獄
- 水(+東京ローカル・ホンク+坂田明)
ちょうどウズマキマズウがセッティングしてるとき、芝生席のほぼセンターに渋谷毅さんがおられるのに気づき、サインを頂戴しに伺ったのですが、そのとき渋谷さん、「美潮さんとは一緒にやることはあっても観る機会はあまりないので、今日はゆっくり観させてもらおうと思って」と仰ってました。ついでにそのとき、坂田さんが飛び入りするってことも教えていただきました。いい人です、渋谷さん。
渋谷さんからサインいただいてから、大急ぎでアリーナへ。美潮さんは4年連続の出演となりましたが(ウズマキマズウでは3度目)、今年は『水』をやってくれたのがサイコーに嬉しかったです。しかも坂田さん入りの『水』ですよ。いつか、はにわオールスターズを春一で観たいなァ、観れたらいいのになァ、なんてことを思いました。
加川良
- 加川良(唄とギター)
- 枚方のあきちゃん
- 鉱夫の祈り
- 朝日楼
- ゼニの効用力について
- 教訓I
引き続きアリーナで加川良さん。サウンド・チェックを兼ねた『枚方のあきちゃん』からスタート。『朝日楼』は高田渡さんヴァージョンのん。この曲に合わせて、たまちゃんがモダンダンス(?)踊ってました。良さんもステージの上から「画期的なダンスやな」って呆れて誉めてました(笑)
ぐぶつ
- ぐぶつ
- しょうじ(唄とギター)
- 山崎元治(唄とギター)
- 古賀正則(ベース)
- ニ井原教仁(ドラム)
- 宗根茂(パーカッション)
- イカ松(パーカッション)
- 萩原ヨシロー(ギター)
- ちんねん(踊り)
- ???
- カリプソ
- シャバダバダ
- 頭の上には青い空
春一名物ぐぶつ、今年はヨシローさん加わってトリプルギターに。よく見たら、ステージの端でちんねん踊ってるし(笑) めっちゃ久しぶりに見たけど、元気そうでよかったわ。
桜川唯丸一座
- 桜川唯丸一座
- 桜川唯丸(唄)
- 桜川唯清(唄)
- 桜川唯正(唄)
- 桜川唯由里(唄)
- 桜川唯京(唄)
- 桜川唯英(太鼓)
- 桜川唯有(太鼓)
- 口垣内八州彦(キーボード)
- カオリーニョ藤原(唄とギター)
- 東ともみ(ベース)
- 太田ピカリ(ドラム)
- スターダスト河内(踊り子)
- 江州音頭
江州音頭30分一本勝負。唯丸さんのいつもの敷座のあと、カオリーニョさん含む桜川会の面々が順繰りに音頭をとって、場がジューブン温まったところで唯丸さん再び登場。昨日の河内音頭と同じく雨がパラパラしてたけど、踊り手さんたちはそんなん関係なしに乱舞、乱舞、超乱舞。ノンストップで踊りまくってました。
DEEP COUNT
- DEEP COUNT
- 桑原延享(トランペットと語り)
- ALI(ベース)
- 三田村卓(ギター)
- 福島紀明(ドラム)
- オニィ上野(ゲスト:パーカッション)
- ???
- NATIVE BABYLON
- 戯れ言(+オニィ上野)
例年よりロック色が増したように思え、例年よりわかりやすくなったように思え、例年よりやたらカッコよく思えたDEEP COUNT。江州音頭の狂乱のあとでもぜんぜん負けてませんでした。
Magic ANIMALS
- Magic ANIMALS
- あべのぼる(唄)
- AZUMI(ギターと唄)
- 萩原ヨシロー(ギターと唄)
- クボチン(ギター)
- shavdo(ベース)
- ベーカー土居(ドラム)
- 島田和夫(ドラム)
- イカ松(パーカッション)
- ???(インスト)
- 天王寺(唄:あべのぼる)
- ダンボールの街(唄:萩原ヨシロー)
- 夜が短い(唄:AZUMI)
- 何も考えないメドレー(唄:あべのぼる+shavdo)
- 珊瑚(唄:あべのぼる)
あべちゃんが『天王寺』を唄いはじめたとき、不覚にも笑ってしまいました。だって、バンドが刻んでるリズムやメロディ、完全に無視してるんやもん。これで唄えるのが凄い。フツーこんなときはバンドのほうがヴォーカルに合わせようとするように思うんやけど、それも一切なし。唄は唄、バンドはバンドでまったく別のことやってる。これを直前のリハーサルで思いついたっていうから、やっぱり凄い人やわ、あべのぼる。
ハンバート ハンバート
- ハンバート ハンバート
- 佐藤良成(唄とギター)
- 佐野遊穂(唄と笛)
- 渋谷毅(ゲスト:ピアノ)
- バビロン
- 大宴会
- おなじ話
- 解放(+渋谷毅)
- おいらの船(+渋谷毅)
- ぼくの好きな先生(アンコール)
今年の春一、大トリはハンバート ハンバート。去年は遊穂ちゃんの出産で出られなかったけど(良成のみソロで出演)、今年はその分も合わせて2年分まちわびてたファンで、アリーナはぎっしり超満員でした。今日、渋谷さんがきてたのは、ここにゲストで出るからやったんやね。おかげでサイン貰えてラッキーでした。『ぼくの好きな先生』をアンコール用に取っておいたのはちょっと「あざとい」とも思ったけど、ま、楽しかったからいいや。
最終日は18時40分ごろに幕。これで終わり。ぜんぶ終わり。5日間は長いなァ、キツイなァって思ってたけど、終わってみればアっと言う間でしたわ。来年は「一週間!」て声もチラホラ聞こえてるんやけど……死ぬぞ(笑)
今年の春一はニューモーニングの日こそピーカンでしたが、それ以降はすべて曇天。最後の2日間はそれに加えて、ときどき小雨がパラつくってお天気状態でした。去年までだと必ず1日は大雨の日があったんやけど、それに比べりゃ今年は恵まれてたと思います。そんなに暑くなかったし、そんなに日焼けもしなかったし。……あ、ただ、どーゆーわけか左肩のあたりだけめっちゃ日に焼けて真っ赤になってたんやけどね。なんでやろ?
お客さんの入りは、ニューモーニングこそ悲惨な状態やったけど、春一本番に入ってからは少ないと思える日はなく、逆に超満員の日もなく、うまいぐあいにマンベンなく入ってたって感じ。おかげさんで、例年以上にゆったりと楽しむことができたように思えました。さてさて、来年はどんな春一になるんでしょうかね。今から楽しみですわ。
風太さんと握手して「また来年!」……これが正しい春一の終わり方。
で、キレイな夕焼けを眺めながら家路につくのです。。。