みやこの祝春一番2006〜最終日(その1)
♪今日は朝から雨……などと歌ってる場合じゃありませんね。最終日は残念ながら終日お天気の悪い中で行われました。風太さんは「大塚まさじのせいです。あいつが出るといつも雨なんです」とか「恭蔵さんや渡さんやらもさんが上から立ちションしてるんですわ」とか言うてました。
今日は昨日と同じぐらい、10時50分頃に着きました。開場前の会場前ではぶんやともあきさんがストリート・ライヴしてはりました。
北川子
- 北川子(唄と三線)
- バナナホール三線教室の皆さん(唄と三線)
- 安里屋ユンタ
- ???
- ???
- ???
最終日は島唄でスタート。雨がさほどかからないアリーナ3塁側の大屋根の下で観戦。1曲目はバナナホール三線教室の皆さんによる演奏。2曲目はそこへ北川子さんが加わり、3曲目はチカさんソロ(もしかしたらソロでは2曲やったかも)。最後は三線教室の皆さんがもう一度出てきて、チカさんのバックでお囃子を。チカさんは開口一番「すみません、私、雨女なんです」。確かに去年も唯一雨が降った初日に出てはりましたね。
ちなみに、上に貼った今日の最初の写真はチカさんのお子さんの写真です(たぶん右側)。子供は雨でも元気ですね。その次の写真の有山さんも元気やったけど(笑)
GUBUT'S
- くそったれ
- でんぐりまん
- 生き証人
- ???
引き続きアリーナ3塁側の大屋根の下で。アベちゃんが「大阪名物」と紹介。この人たちも去年は雨の初日に出てました。今日は雨男・雨女がたくさんいるようです。1曲目は初めて聴く曲でした。2曲目は山崎さんヴォーカル。なぜか覆面ダンスチームが現れ、雨の中アリーナでパフォーマンスを繰り広げてました。しょうじさんと山崎さんのツイン・ギターは雨の中でもカッコよかったです。
天野SHO
- 天野SHO(唄とベース)
- ホーリー・マザー
- ???
- ???
- ???
芝生席へ上がり、荷物を置ける場所を探したり、カッパを着込んだりしてるうちに、SHOさん終了(汗) 荷物は最上段中央の調整室(?)の横んところに雨が凌げる場所があったので、そこに置きました。カッパは透明のんをキャミソールの上に直接着たので、ちょっとセクシーでした(うそ)
カオリーニョ藤原と彼のボサノムーチョ
- カオリーニョ藤原と彼のボサノムーチョ
- カオリーニョ藤原(唄とギター)
- 垣内八州彦(キーボード)
- 中島徹(ピアノとトロンボーン)
- 東ともみ(ベース)
- 太田ピカリ(ドラム)
- あのゆかり(唄)
- ???
- ???
- 許しておくれ
- 君が好きだ
アリーナ3塁側の大屋根の下で。デュ〜ワ。あいかわらずのカオリーニョ・ワールド。デュ〜ワ。この位置からだとドラムのピカリさんがよく見えず、ちょっと残念でした。デュ〜ワ。
ZOUND SYSTEM
- ZOUND SYSTEM
- viru(唄とギター)
- shavdo(ベース)
- simant(キーボード)
- かっちゃん(ドラム)
- Teru(唄)
- 山崎元治(ギター)
- 宗根茂(パーカッション)
- イカ松(パーカッション)
- ???
- ???
- ???
- ???
- ???
全員集合の ZOUND を見るのは去年の春一以来か。宗根さんとイカ松さんが参加してたので、GUBUT'S と似たようなメンバー構成でした。トップの北川子さんからここまで、SHOさん以外は踊れるユニットが揃っていて、ホントならアリーナはダンス会場になっていたのでしょうが、あいにくの雨。それでも、雨に濡れながら頑張って踊ってる人がチラホラいました。4月の「祝春一番バナナホール編」で shavdo さんの代わりにベース弾いてたリタンバラさんも踊ってました。
リクオ
- リクオ(唄とピアノ)
- すべてを忘れない
- ぬくもり
- 同じ月を見ている
- パラダイス
この人も去年は初日に出演。雨男のひとりです。「健康」「他力」「シェア」が今年のモットーなのだと言うてはりました。あいかわらず、客をノせるのがウマイなァ。わたしはこのとき、ひろっさん、栄さん、マスコちゃんなんかと一緒に観てたんですが、みんなでコーラス(『Loving You』)しちゃったよ(笑)
ダッチャ
- 26号線
いや、これはビックリ。まさか、この人が出るとは! 観るのはモチロン初めてです。思わずアリーナ(3塁側の大屋根の下)まで降りてしまいました。バックはながいようさんと、ダッチャの唯一のアルバムをプロデュースした伊藤銀次さん。それに、ゆうべ帰る予定が飲みつぶれて居残ってしまったといういとうたかおさん。曲はトーゼン『26号線』ですね。
ながいよう
- こいのぼり
- 横浜ホンキートンクブルース
- 茶色い帽子
ながいさんがステージに残り、Qちゃんと。わたしはQちゃんのセット位置に合わせて一塁側に移動。ながいさんは今日も赤いメガネがチャーミングでした(笑) 1曲目はディランII時代の曲。2曲目はもうすっかりながいさんのライヴの定番になった藤竜也&エディ藩の名曲。Qちゃんのブルースハープが光ってました。まわりで観てた人たちに「Qちゃん、友だちやねん」と、ちょっと自慢(笑)
最後はまさじさんが「せっかくやから一緒に」とステージに上がり、1曲だけやけど、ディランII復活。たかおさんも加わり『茶色い帽子』を。ディランIIといとうたかおに挟まれてフィドルを弾くQちゃん、カッコいい! まわりの人たちに「Qちゃん、友だちやねん」と、めっちゃ自慢(爆)
大タコ
- 大タコ
- 石黒大作(唄とギター)
- 長田TACO和承(唄とスティールギター)
- 山本MA-SAN正明(ベース)
- 西條渉(ギター)
- モーリー宮本(パーカション)
- 木村ゆか(ピアノとコーラス)
- Mac清水(パーカッション)
- What a Wonderful World
- Long Way Home
- ジプシーソング
続いて、まさじさんとは奈良で同じ隣組だったというTACOさんのユニット。1曲目はKUROちゃんが詩をつけたサッチモのカヴァー。2曲目は石黒大作さん=ペーニャのマスターが歌いました。そして最後はKUROちゃん&ZOさんの名曲『ジプシーソング』。客席には桑名晴子さんのお姿も見えました。
ふちがみとふなと
- ???
- ジェームス・ボンドのテーマ
- バラバラ
- 歌う人
- 耳国国歌
ふちふなはここで登場。今年は何をやってくれるのかと思ってたら、007! その上、バラバラ!! かてて加えて、まさじさんと友部正人さんを従えて、ミミミミ〜!!! 出番を終えたQちゃんと一緒に大笑いさせていただきました。いやァ〜、楽しかったよん。それはそうと、友部さんと渕上さんって、なんか似てると思いません?
大塚まさじと月夜のカルテット
- 風のがっこう
- ブルースをもう一度
- 男らしいってわかるかい
- コミュニケーション
「大塚まさじクロニクル」の最後を飾るのはトーゼン御本人。去年と同じく月夜のカルテットでの出演です。『男らしいってわかるかい』はいとうたかおさんも参加。サビの部分で会場中が大合唱になったことは言うまでもありますまい。けっきょく「大塚まさじの年代記」は、そのまま「春一番の歴史」の一部でもあるんですね。
トレスアミーゴス
- トレスアミーゴス
- 石田長生(唄とギター)
- 清水興(ベースとコーラス)
- 中村岳(カホン)
- 松本照夫(ドラム)
- Mac清水(パーカッション)
- 有山じゅんじ(ギターとコーラス)
- 森巧美(コーラス)
- 金子マリ(コーラス)
- 小川美潮(コーラス)
- ハッピネス
- That Lucky Old Sun
- The Weight
- IKO IKO
アリーナ一塁側から二塁側というか捕手側というか、ようするに中央付近へ移動。もっと平たく言えば「かぶりつき」ですな。
『ハッピネス』を1曲目に持ってくるときは、いつもだと石やんのギターから始まって、セニョール・カホンとシミやんを招き入れるってパターンが定番だったのですが、今日は岳さんからスタート。カホンのリズムに乗ってシミやん(金本のユニフォーム着用)登場。そして石やんがマリちゃんと同伴出勤(笑)
3人だけでジックリ聴かせた『That Lucky Old Sun』を挟んで、3曲目からは上記リストのメンバーがステージへ。森トンカツ氏はコーラスで参加。有山さんはちっちゃいギターを携えて。美潮さんは帰り支度をしてたのか、バッグと傘を持ってはりました(笑) 『The Weight』の英語パートでは松本照夫さんヴォーカル。GASや、GASや。最後は『IKO IKO』でご陽気に締め。ちょうど雨も小降りになってて、今までのウサを晴らすかのように、ヒートアップしたのでした。
山中一平と河内オンドリャーズ
- 山中一平と河内オンドリャーズ
- 山中一平(口演)
- ベーカー土居(ドラム)
- 森巧美(ベース)
- 生駒竜也(ギター)
- しいちゃん岡崎
- 渡辺サトル(ピアノ)
- 虹友美(三味線)
- 武井努(サックス)
- 赤江真理子(太鼓)
- ハッピー幸子(アコーディオン)
- 河内の次郎長
- 釜山港へ帰れ
- 神崎与五郎東下り(河内音頭)
トレスが終わったら、雨足がまた激しくなりました。もうちょっとガマンしてくれたらいいのにね、お天とさんも。それでも、そこは河内音頭。雨に濡れながらもアリーナやら芝生席やらで多くの人が踊ってました。去年は大西ユカリちゃんと一緒に「さすが河内生まれ」って見事な踊りを披露した石やんですが、今年は自分たちの出番が終わったあとで息切れしてたのでしょうか、アリーナには姿を現しませんでした。
そのかわりってわけでもないでしょうが、ふと後ろを見ると(この時わたしはビール・テント前の客席最上段に座ってました)、マリちゃんが踊ってました(笑) それも、最初は見よう見まねでギコチナイ感じだったのですが、気がつけば、芝生席でヒポポ軍団に混じってめっちゃ華麗に踊ってるし。マスターすんの早すぎ!(爆) う〜ん、このへんやっぱり、持ち合わせたリズム感がフツーの人とは違うんでしょうな。なんか、あらためて、この人の凄さを思い知らされましたわ。
おまけ画像「河内音頭を踊るマリちゃん」
伊藤銀次
- 伊藤銀次(唄とギター)
- ハロー・アゲイン
- こぬか雨
- 笑っていいともの歌
- 涙の理由を
- フラワーズ・イン・ザ・レイン
銀次さんは春一へのソロ出演は初めてだったそうです。何曲目かにいきなり「♪留子ちゃんたら、留子ちゃん〜」と歌いだしたので「おおっ!」と思ったら一瞬でオシマイ。最後まで歌ってくれたらいいのに。余談ですが、銀次さんとはこの日の夜、某バーのカウンターで並んでお酒を飲みました。めっちゃドキドキしたよん(照れ笑い)
金子マリPresents 5th Element Will
- ???
- ???
- ???
- A Change Is Gonna Come
今年も2日目から出ずっぱり、アチャコ音頭や河内音頭までマスターした金子マリさんのメイン・ステージは 5th Element Will で。これまたアリーナでかぶりつき。で、なんか後ろで暴れてる人がいるので「岡本のオッチャンか?」と振り向くと、有山さんでした(笑) 最後の曲は砂川正和さんが詩をつけたサム・クックの名曲。
友部正人
- Speak Japanese,American
- 遠来
- 朝の電話
- Don't Think Twice,It's Alright
- 一本道
引き続きかぶりつきで。1曲目はソロ。2曲目は銀次さんと船戸さん、3曲目はリクオさんと船戸さん、4曲目はふちふな二人がサポート(このへん、ちょっとアヤフヤ)。4曲目のはディランのカヴァーですね。そして、最後はまたひとりに戻って『一本道』。もう何も言うことはありません。ただただ聴き惚れてました。
大塚まさじ&フレンズ
- 大塚まさじ(唄とギター)
- 長田TACO和承(スティールギターとコーラス)
- 島田和夫(ドラム)
- 船戸博史(ベース)
- いとうたかお(ブルースハープ)
- 伊藤銀次(ギターとコーラス)
- ベーカー土居(ドラム)
- Mac清水(パーカッション)
- 石田長生(ギターとコーラス)
- 有山じゅんじ(ギターとコーラス)
- 金子マリ(コーラス)
- 北京一(コーラス)
- 月のまつり
- ジプシーソング
友部さんで終わりかと思ってたら、最後にもう一度、大塚まさじさんが出てきました。TACOさんと『月のまつり』。そして、「残ってる人、みんな出てきてください」とみんなを呼びよせます。ここで「有山さん以外の残ってる人」と言われなくって、よかったね有山さん(爆)
で、祝春一番2006の最後の曲は『ジプシーソング』。そういえば、この曲が収録された恭蔵さんの『南米旅行』でギターを弾いてたのは石やんなんですよね。なんか感慨深いものがありました。島田さんとベーカーさんのツイン・ドラムは、お二人の言によると初めてだったとか。また、ヒデマロさんに聞いた話だと、ドラム・セットの後ろでは正木五郎さんが、島田さんとベーカーさんのプレイを眺めてたそうです、ニヤニヤ笑いながら(笑)
最後にまさじさんたちが出てきた時点で既に18時半を回ってたので、今日は18時50分ぐらいに終わったのかなァ。もう時計を見る気力も残ってなかったので、よく覚えてません(苦笑) しかしまァ、なんとか4日間、乗り切ることができました。
楽しませてくださった出演者の皆さん、スタッフの人たち、一緒に素敵な空間を共有した方々、来年もまた服部緑地で5月の風を感じましょう。