2月22日(日曜日)
[映画]
チェンジリング
TOHOシネマズ梅田(梅田)
『マイティ・ハート』ではスッピンで夫を捜しまくってたアンジーが、今作ではコテコテの20年代メイクで子供を捜しまくります。濃いアイメイクにたえず涙がにじんでるので見た目はホラーですが、主人公の置かれた状況も充分ホラーです。で、これがホントにあった事件だったことがそもそもホラーなわけです。そして、これが昔むかしのお話であると言い切れないところがさらにホラー度を増したりするんですね。怖い怖い映画でした。
[呑み喰い]
四国(なんばウォーク)
- 温玉カレーうどん
なんばウォークの東西の端にあるうどん屋さんの東の方(日本橋方面ね)のお店。四国って店名ですが、うどんも出汁もフツーの大阪のテンヤモン系です。よーするに、食べ慣れた味ってことですね。うどん1.5玉でも値段が同じなのが嬉しいです(トーゼンの如く1.5玉にしました)。カレーが服に飛ばないよう慎重に食べたので、めっちゃ時間がかかりましたわ(笑)
[映画]
我が至上の愛 アストレとセラドン
テアトル梅田(茶屋町)
怪作というか珍作というか。ロメールらしい「若い娘の精を吸いとるんじゃ〜」的なエロは健在ですが。ってゆーか、あとにはそれしか残らんような気も(笑) この作品が引退作って話ですが、これがヌーヴェルバーグの行きついた果てなん?
[呑み喰い]
北野屋(梅田)
- 北野定食
ちょっと前にナベちゃんが日記で書いてたのが気になったので、めっちゃ久しぶりに北野屋で名物・北野定食をば。大ぶりのエビフライ2尾にからあげがゴロゴロ、キャベツ山盛り。すんません、食べきれませんでした(汗) ……って言っても、キャベツちょっと残しただけやけどね(大汗)
[ライヴ]
天国唄あしび BIG4
Heaven HiLL(堂山)
今年2回目の唄あしび。文字通り立錐の余地もないほどの超満員。タケちゃんはカヴァー中心で、最後にはちょっとしたアクシデントも。大御所の風格も備わってきた(ように思う)珊瑚ちゃん。身体の大きさは超大御所のセータカ族デュオ。トリの天国マスターは15分で10曲の大熱演(?)。いや〜、オモロかったわァ。たまにはこんなんもええね。いやいや、「たまに」と言わずどんどんやってくださいな。
2月15日(日曜日)
[映画]
斬 KILL
シネ・ヌーヴォX(九条)
「剣」による闘いをテーマにしたオムニバス映画。『KILLERS』のチャンバラ版ですな。各エピソードのタイトルと監督は以下のとおり。
- キリコ(辻本貴則)
- こども侍(深作健太)
- 妖刀射程(田原実)
- ASSAULTGIRL2(押井守)
4本の中では、チャンバラ映画を現代の子供の世界に置き換えた『こども侍』がいちばん面白かったです。ただ、この作品、活動弁士つきの無声映画風に作られてるんですが、肝心の弁士の声が生理的に受けつけがたい声だったのが、ちょっとキツかったわ。押井さんには、もうなんでも好きにやってください、としか言えません。どこまでも付いていきますから(笑)
[ライヴ]
ほんわか〜 な 日曜
ザ・ロック食堂(阿倍野)
今年初のロック食堂。前半はさかもっちゃんワールド全開! 先週はあんなに暖かかったのに、ここへきて急に寒くなった原因が、さかもっちゃんのオヤジギャグにあることを再確認いたしました(笑) むじかとれぇすは初見でしたが、知ってる曲がほとんどだったので楽しめました。ロック食堂の店主が『チキチキバンバン』にめっちゃ反応してたのがオモロかったです(爆)
[呑み喰い]
ザ・ロック食堂にて
- おでん
2月14日(土曜日)
[映画]
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
TOHOシネマズなんば(難波)
老婆だった石田えりがあれよあれよと言う間に若返る映画……ではありません(笑) 若返るのはブラピです。世間では『フォレスト・ガンプ』の二番煎じとかパクリとか言われてるようですが、ブラピの眼を通して歴史が語られる展開はむしろ『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に近いと思います。ヴィジュアル的にもね。ヴィジュアルといえば、ケイト・ブランシェットの美肌効果がモノスゴイことになっていて、どう考えてもブラピの若返りメイクよりこっちの方が気になるんですけど(爆)
[呑み喰い]
焼鳥じろー(千日前)
- やきとり屋さんの親子丼定食
南海通りのワンコインランチ焼鳥屋さんに二度目の襲撃。親子丼に小鉢、お漬け物、お味噌汁が付いて500円。小鉢は手羽先と白菜の煮たんでした。ごはんも、今日は大盛りにしなかったけど、それでも量はたっぷり。ミナミでのランチ定番店になりそうです。
[お笑い]
花花寄席
ヨシモト∞ホール大阪(千日前)
- 東の旅 発端(桂さろめ)
- 時うどん(林家染太)
- 看板の一(林家そめすけ)
- 音曲漫才(おしどり【おしどりマコ+おしどりケン】)
- 虚礼困惑騒動(月亭遊方)
- ―仲入り―
- 漫才(ロザン)
- 崇徳院(桂つく枝)
- 三味線:中田まなみ
昨年11月以来2度目の花花寄席。前回お邪魔したときはだだっ広い倉庫のような空間に高座だけドスンと置かれてる感じだった無限大ホールなんですが、今回は寄席の雰囲気を醸しだすセットが組まれていて、ちょいええ感じになってました。また、今日からはABCラジオ『ミッドナイト寄席』で流すための収録も行われるとかで、客席の笑い声を拾うマイクも設置されたりしてました。
開口0番のさろめちゃんからトリのつく枝クンまで、たっぷり2時間ちょい。落語だけでなく、普段あまり観ることができない若手のフルサイズの漫才を楽しめるのがいいですね。ロザンも生で観るのん初めてでした。
えーっと、それと、いちおう今日はバレンタインデーだったので、遊方クンとおしどりマコ&ケンちゃんにチョコ……じゃなくって、はぁと型のおせんべいをプレゼント。しかしまァ、なんでんな。おせんべいは高島屋の地下のバレンタイン特設会場みたいなところで買ったんですが、各ブースでチョコの試食を配っていて、もうそれだけでお腹一杯になりましたわ。……って、いちいち貰って食べてたんかい!(ひとりつっこみ)
[呑み喰い]
Heaven HiLL(堂山)
夜は北浜へライヴ観にいくので、その前にひろっさんにチョコ渡しに梅田へ。あ、これはおかきじゃなくてホンモンのチョコね。店に入るとカウンターに犬山のふうさんが座ってたのでビックリ。昨日、岡山までタケQのライヴ観にいって、その帰り道らしいです。フットワーク軽すぎ(笑)
ビックリといえば、堂山から堺筋線の扇町駅に向かう途中、扇町公園に差しかかったところで生喬さんの奥さんと遭遇したのにも驚きました。お昼に花花寄席でもお会いしてたんですが、まさかこんなところでお目にかかるとは! なんでもムジカジャポニカに行くんだとか。あとで調べたらコザック前田クンと沢田ナオヤさんのライヴ。この人もフットワーク軽いなァ。……まァ、わたしも人のこと言えんけど(笑)
[ライヴ]
マルコのアコギな思惑
フレイムハウス(北浜)
で、なんやかんやで北浜へ。フレイムハウスにお邪魔するのは初めて。いい感じにゴチャゴチャしたお店でした。
ライヴはフリースペースになってる2階で。その2階への階段のぼったところにはディランII解散コンサートのポスターが貼られてたりして。今夜のライヴの企画者でもあるマルコさん、初見の風来さん、Qちゃん抜きなので「二つの赤いふんどし」になったながいさんと平さん。町家の2階をそのままフリースペースにしましたって感じの落ち着いた空間でのまったりしたライヴでした。
[呑み喰い]
フレイムハウスにて
- ドライカレー目玉焼きのせ
2月8日(日曜日)
[映画]
チェ 28歳の革命
なんばパークスシネマ(難波)
チェ 39歳 別れの手紙
なんばパークスシネマ(難波)
これまで『28歳〜』は2度ほど観ようとしたものの、いずれも満席で断念。今日やっと『39歳〜』ともども2本まとめて観ることができました。途中20分ほどのインターバルしかなく、同じ劇場の同じ席で観たからわかったんやけど、『28歳〜』と『39歳〜』じゃスクリーンサイズが違うのね。『28歳〜』の方が横幅が広かったです。なんか深い意味があるんやろか? 謎。
内容はというと、『28歳〜』がキューバ、『39歳〜』がボリビア、それぞれの地でのゲバラが闘ってきた道程が描かれています。わたしの勝手な憶測ですが、ソダーバーグがホントに描きたかったのはボリビアのゲバラであって、でもそれだと映画会社から「ゴー」が出なかったので、死に至る地味なボリビア篇よりは革命成就というカタルシスがある分いくらか派手めなキューバ篇も撮ることにしたのではないかと。もしかするとスクリーンサイズの違いもそのあたりに関係してるのかもね。
もしまた「ゲバラ物」を作るんなら、グァテマラ時代のを観たいなァ。このゲバラ・ブームに便乗してどこかのテレビ局が『ゲバラの日本漫遊記』みたいなのを作りそうな予感がするんですが、それは観たくないです(苦笑)
[ライヴ]
幽玄紀行vol.4
ハウリンバー(塚本)
- たなかつよし(唄とピアノ)
- シーガン山下(唄とギター) with 仲豊夫(ギター)
昨日のペーニャのワンマンライヴは行けなかったので、わたしにとっては今年の初シーガン山下。まずは初見のたなかつよしさんから。エレピ弾き語り。なんか「小綺麗な渡辺勝」って感じの風貌(笑) 「暗い唄ばかりです」みたいなこと言ってたけど、曲のベースにR&Bがあるので、すごく聴きやすかったです。堺にお住いとのことなので、またどこかでお目にかかれそうな気が。
後半は卓ちゃん。昨日はめっちゃ盛りあがったようですが、今夜も気合い入りまくりでした。『加計呂麻レゲエ』で珍しく弦を切るところも見れたりしたし。そうそう、仲さんがたなかさんのファンのおっちゃんに「関西のロビー・ロバートソン」って言われて、それから“ロビー仲”って名前になりました。どこかで見かけたら「ロビー」って呼んであげてください(爆)
[呑み喰い]
ハウリンバーにて
- チーズオムレツ
2月7日(土曜日)
[映画]
レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで
TOHOシネマズ梅田(梅田)
邦題の付け足し部分(燃え尽きるまで)はいらんやろ。原作と同じ『家族の終わりに』にすればよかったのに。それはさておき、どーしようもないぐらい暗くて重くて救いのない映画でした。これと同じくケイト・ウィンスレットが出てた『日蔭のふたり』よりはいくぶん軽いねんけど、それでも観終わったあと気が滅入ること間違いなしです。デートでこの映画を選んだらエライ目にあうので気をつけましょう(笑) あ、でも、ラストが秀逸なので、途中で嫌気がさしても最後まで席は立たないようにね。
[お出かけ] [呑み喰い]
第1回 福笑ファンクラブ祭り
KEY STONE(南森町)
- カツサンド、玉子サンド
- 鶏の唐揚げ、ポテトフライ
- 焼きうどん
- ピザ
- おでん
今夜は繁昌亭で福笑一門会。せっかくなので、ちょっとその前に福笑ファンが集まって一杯やろうやないかと。まァそういったわけで、繁昌亭近くのビアパブで3時間ほど、めっちゃ濃密な時間を過ごさせてもらったのでした。福笑さんのファンばかり二十数人も集まってるんやから、それはもう濃密も濃密、濃い濃い。わたしが福笑ファンじゃなかったら絶対に近づきたくないわ、こんなとこ(笑)
福笑さんも開演前のお忙しい中、顔を出してくれはって、あんな話やこんな話を。それで、こう、話されるときに、みんなが福笑さんを囲むように座ってるので、あっちゃ向いたりこっちゃ向いたり、まんべんなく顔を向けてくださるところに、ファンを大切にする気持ちが感じられて、さすがやなァと。個人的にはラジオの話や春一の話が聞けたのが特に嬉しゅうございました。
こんな機会を作ってくださった主宰者の方々、会場と美味しいお料理を提供してくださった KEY STONE さんに、感謝、感謝です。
[お笑い]
笑福亭福笑一門会Vol.3〜たった二人の一門会
天満天神繁昌亭(南森町)
- ベルゼバブの蝿(笑福亭たま)
- 油屋金兵衛(笑福亭福笑)
- ―仲入り―
- 高津の富(たま)
- 大道易者(福笑)
- 三味線:勝正子
で、福笑一門会です。今年で3回目ですが、去年は来られなかったのでわたしは2度目の参戦となりました。しかしまァ、アレですわ。ライヴや落語会を観にいくのを「参戦」って書くことがよくあるんですが、これほど「参戦」って言葉が似つかわしい落語会は他にないと思います。そやかて、終わったあと、めっちゃ疲れるねんもん(苦笑) 今日も思いっきり笑わせてもらって、思いっきり疲れさせてもらいました。
まず、キ○ガイみたいなド派手な着物のたま君から。オカルト風味のSF落語『ベルゼバブの蝿』。聴くのん3度目やったけど、確実に進化してる様が読みとれて、子供の成長を見てるようで、なんか嬉しいわァ。ムカデ男の仕草がかわいい♪ 特にうどん食べるところが大好きです(笑)
福笑師匠の一席目は疑古典の『油屋金兵衛』。この噺は初めて聴くはずなんですが、なんか前にも聴いたことあるような気になったのは、古典落語の約束事をキッチリ織り込んであるからなんでしょうね。「ここか?」、「そこや!」の掛け合いが頭から離れまへん。
仲入り後のたま君は『高津の富』。時間調整のためでしょうか、序盤の宿屋の亭主と泊まり客の問答シーンをカットしてました。たま君ならではの「火を付ける」の演出はなんど聴いても(って、まだ2度目やけど)めっちゃ笑えます。
最後は福笑師匠の『大道易者』。「古典落語のような新作落語を」って思いから作られた『油屋金兵衛』に対して、こちらは現代が舞台の完全な新作落語。けど、そこかしこに古典落語へのオマージュが盛り込まれていて、ああこの人は落語がホンマに好きなんやなァ、と勝手に妄想させてもらいました。
18時半に始まって、終わったんが21時ちょうど。その前のファンクラブ祭りから数えると6時間に及ぶ長丁場になりましたが、めっちゃ楽しかったです。福笑&たま、この最強師弟のファンでよかったと心の底から思えた一日でした。
[呑み喰い]
Heaven HiLL(堂山)
繁昌亭の帰りにみんみんとヘブンへ。ブッサバーさんにビール一杯ゴチになりました。ありがとさんです。
2月1日(日曜日)
[呑み喰い]
焼鳥じろー(千日前)
- 鶏南蛮定食
いつものようにお昼ごはん求めてミナミをウロウロしてたら、南海通りでワンコインランチを発見。ちょくちょく通る道やのに気づかんかったわ。ネットでも情報でてないし、最近できた店なんやろか? まァそれはさておき、焼鳥屋さんの鶏南蛮だけにフツーに美味しかったです。ごはんは大盛りを頼んだんやけど(値段は同じ)、これがけっこうな量で、お腹一杯。お店のお兄ちゃんたちも元気よく愛想も良くていい感じでした。
[映画]
戦場のレクイエム
敷島シネポップ(千日前)
冒頭から国共内戦や朝鮮戦争の超リアルな戦闘シーンがテンコモリ。最後までこの調子やったらキツイなァと思ってたら、後半は一転して地味〜な展開に。実情をよく知らない分、リアルに思えました。ちょっとだけ出てきた『レッドクリフ』の趙雲役の人以外は馴染みのない役者ばかりだったので、よけいにリアルに感じられたのかも。それはともかく、邦題ひどすぎ。もうちょっとどないかならんかったんか?
[呑み喰い]
千日前パーラー(千日前)
- ジンジャーロール・セット
南海通りから敷島ビルの方へ曲がるところの角の大阪みやげの店の2階。ここも最近できたばかりのようです。ジンジャーロールはその名のとおり生姜の味が効いていて、なかなか面白い味。テイクアウトもできるようです。
[ライヴ]
山崎雄弘 ワンマン・ライブ
ペーニャ(南船場)
- 山崎雄弘(唄とギター)
2005年11月以来のゆうちゃん大阪ワンマン。1月一杯は引きこもってたそうで、今夜が今年の初ライヴだったとか。前半は静かめ、後半はけっこう激しめ。メリハリつきまくりのライヴでした。喋りで思うように笑いが取れなかっても、ダイジョーブ、ダイジョーブ(爆)