みやこの祝春一番2008〜最終日
今日は9時過ぎに到着。今にも降りだしそうなビミョーな天気。最後まで持ってくれたらええんやけど……
開場待ちライヴは大介バンド。『海の見える競馬場』と『月光多摩川パラダイス』。いずれも本番では演らなかった曲です。
通天閣の日めくりはアチャコさんと北京一さんでした。
はじめにきよし
- はじめにきよしのテーマ
最終日のトップバッターははじきよ。サキタ君は今度、テレビでホット師匠と共演するそうです。
大介バンド
- 大介バンド
- さこ大介(唄)
- 内田裕之(ピアノ)
- 梅津欣也(ベース)
- 安藤康文(ギター)
- 斉藤暁(トランペット)
- 真有美(アコーディオンとコーラス)
- 美香(コーラス)
- 花見至常(ドラム)
- 失した光
- 微熱
- 三年百ドル
ヒデマロさんの盟友、さこ大介さん率いる大介バンド。還暦にして初めてリリースしたCD『微熱』を引っさげての登場です。
MCはヒデマロさん。
客席での一コマ。東西ET対決。
宮里ひろし
- 満月の夕
- この青空に
- 12センチのブルース
- へろへろ
今年の春一は全体的にPAの調子が不安定で、特に生楽器の音を拾いきれてない場面が多々あったんやけど、このときのひろっさんの三線はええ感じに音が出てたような気がします。そこにからむさかもっちゃんのギターとQちゃんのフィドルのコントラストも最高でした。
終演後、売り子さんに転業したひろっさん。
チチ松村
- チチ松村(唄とウクレレバンジョー)
- 長田TACO和承(スティールギターとギター)
- サワキショータ(ゲスト:コーラス)
- 浦朋恵(ゲスト:クラリネットと唄)
- パライソ原田(ゲスト:唄)
- サキタハジメ(ゲスト:ノコギリ)
- せんちめんたるちゃりじゃあにぃ(+サワキショータ)
- 赤いキノコのアマニータ
- ロンサムドーロ(+浦朋恵+パライソ原田)
- 一人ぼっちの僕(+サキタハジメ)
約30年ぶりのソロでの出演となったチチさん。摩訶不思議な松村ワールドは春一でも健在でした。出番が終わったあと、客席でも今日はずっとサングラスかけてはりました。
曽我部恵一BAND
- 恋人たちのロック
- トーキョー・ストーリー
- TELEPHONE LOVE
- キラキラ!
- 魔法のバスに乗って
去年の教訓を生かしたのか、今年は曽我部さんのファンの方は朝早くからたくさん来られてたようです。
第8旅団
- 第8旅団
- 沖てる夫(唄とギター)
- ジョン・クローリー(ギター)
- 石丸きゅう(ドラム)
- 丸市(ドラムとパーカッション)
- ダイオン小林(サックス)
- ルベン・フィゲロア(ベース)
- イヤだ
- 金の国銭の国
- コンクリートブルーズ
- ぱらぺこ
沖てる夫さんもさこ大介さん同様、憂歌団ファンには馴染みの深い人ですね。ジョンさんの流暢な日本語がツボでした。
アニャンゴ・スペシャル・トリオ
- ???
世界で唯一の女性ニャティティ奏者・アニャンゴこと向山恵理子さん。ダンサーのお姉さんは芝生席まで踊りに来てました。
峰厚介クインテット
- CONDITION GREEN
- I REMEMBER GOKO
- RED VEST
昨日は渋谷オーケストラで出演していた峰さんのリーダー・バンド。バックは東京・札幌の混成チーム。
福森慶之介+村治進
- 福森慶之介(フルート)
- 村治進(スチールパン)
- 中宮竜善(ゲスト:詩の朗読)
- 砂山
- Boo Boo Man
- オールド・フォークス
- タイムロード(+中宮竜善)
有山さんのフルートの師匠・福森さんとスチールパン奏者・村治さんのデュオ。今年はスタッフとしても大活躍されてた釜ヶ崎の叫ぶ詩人・中宮さんがゲストで。
トミ藤山 & Tomi The Band
- トミ藤山 & Tomi The Band
- トミ藤山(唄)
- 梅津和時(サックス)
- 木村昌哉(サックス)
- 渡辺隆雄(トランペット)
- 大川俊司(ベース)
- 松本照夫(ドラム)
- 小川美潮(コーラス)
- 清水一登(キーボード)
- 鬼怒無月(ギター)
- 金子マリ(ゲスト:コーラス)
- Jambalaya(+金子マリ)
- Help Me Make It Through The Night
- Proud Mary(+金子マリ)
- Georgia on my mind
- Bei Mir Bist Du Schoen
- Boogie Woogie Yodel
- The Tennessee Waltz
ぼちぼち還暦を迎えた出演者が多い春一ですが、そんな人たちが青洟たらしてた頃から唄ってはるトミ藤山さん。今もバリバリ現役なのが凄いです。アリーナは大ダンス会場と化しました。
マンドリンブラザース
- マンドリンブラザースのテーマ
- 永遠の絆
- ミー・アンド・ボギー・マギー
ここから東京組というか吉祥寺組というか武蔵野組というか。まずはマンドリン弾けへんのにマンドリンブラザース(MB)。このあたりから雨がポツリポツリと。
村上律
- 炭坑のいれずみ(コール・タトゥ)
- 南京豆の唄
MBにもゲストで出た村上律さん。最初はひとりで。あとからタコさんとBSBBの面々が合流。
バーボンストリートブルースバンド
- バーボン・ストリート・ブルース(唄:佐久間順平)
- さるまたの唄(唄:佐久間順平)
- 花から人へ(唄:今井忍)
- 十五夜の月(唄:今井忍)
バーボンストリートブルースバンド(BSBB)の単独セット。順平さんは曲ごとに楽器を持ち替え大忙し。今井忍さんが2曲唄った(ような)。
宮武希〜松田ARI幸一〜佐藤GWAN博
- 宮武希(唄)
- 松田ARI幸一(ブルースハープと唄)
- 佐藤GWAN博(唄とギター)
- バーボンストリートブルースバンド
- 村上律(バンジョーとコーラス)
- 島田和夫(ドラム)
- 大塚まさじ(ゲスト:コーラス)
- 中川五郎(ゲスト:コーラス)
- いとうたかお(ゲスト:コーラス)
- Borra(宮武希)
- ウラメ〜夜明け前〜締め踊りの歌(宮武希)
- Stone Fox Chase(松田ARI幸一)
- 靴が一足あったなら(松田ARI幸一)
- ほんの小さな歌(佐藤GWAN博)
- あさりら(佐藤GWAN博)
- あんた(佐藤GWAN博)
このあとBSBBをバックに次から次へとシンガーが出てくる、去年の初日と同じ展開。まずは去年もこのパターンで唄ってた宮武希さん。つづいて日本橋のアリさん。『グッドナイト・アイリーン』は会場中で大合唱。締めは佐藤ガンさん。『あんた』を演奏中、バックメンがひとりひとりステージを去り、最後はガンさんだけになるって粋な演出。
三宅伸治バンド
- FREE TIME
- ベートーベンをぶっとばせ
- たたえる歌
- 何にもなかった日
雨が降ったり止んだりの中、大盛り上がりの三宅伸治バンド。木村さんと有山さんが乱入した『何にもなかった日』は涙ちょちょぎれ(死語)ました。
山中一平と河内オンドリャーズ
- 山中一平と河内オンドリャーズ
- 山中一平(口演)
- 渡辺サトル(ピアノ)
- 南角光児(ベース)
- 小林健治(ドラム)
- 村地博(サックス)
- 森俊樹(ギター)
- ハッピー幸子(アコーディオン)
- 虹友美(三味線)
- 山中まり子(太鼓)
- ざんざ大阪
- 紅い花
- OSAKA ミッドナイトブルース
- 河内音頭〜雷電
去年もちあきなおみナンバーを2曲やってた一平師匠、今年も名曲『紅い花』を。最後は雨の中で大盆踊り大会。
金子マリ
- ???
- ???(+正木五郎)
- ???(+ジョニー吉長)
4日間とも出演、ご苦労様ですのマリちゃん。自身のメイン・ステージは息子ふたりと共演。最後はおとっつぁんまで出てきて、金子家総出のノリノリ・パーティになりました。
Magic ANIMALS
- Magic ANIMALS
- あべのぼる(唄)
- shavdo(ベース)
- ベーカー土居(ドラム)
- AZUMI(ギターと唄)
- クボチン(ギター)
- 萩原義郎(ギターと唄)
- 正木五郎(ドラム)
- 島田和夫(ドラム)
- イカ松(パーカッション)
- モーリー宮本(カホン)
- C-RAG(唄)
- もう引き返せない(唄:萩原義郎)
- 天王寺(唄:あべのぼる+AZUMI)
- 珊瑚〜何も考えない(唄:あべのぼる+C-RAG)
「風太にな、トリやれ言われとんねん」……今年の1月頃、あべちゃんから直接そんなこと聞かされてたんやけど、まさかホンマに大トリとるとは思わんかったわ。初日から「声でぇへんねん。変声期かな」とか言うてて、それなりにプレッシャー感じてたみたいやけど、めっちゃカッコよかったよ。あまりのカッコよさに、雨と一緒にムカデも落ちてきたぐらいや(実話)
最後の最後に「雨の春一」になっちゃいましたね。でも、まァ、例年に比べておとなしめの雨だったのでヨシとしましょう。
今年の春一で気になったのは、あのオカモトさんが最後まで姿を現さなかったことです。去年の釜ヶ崎夏祭りで会ったとき、去年の春一の写真を戴いたので、そのお礼をしたかったんやけどなァ。体調くずしてるって噂も耳にしたけど……
噂といえば、来年の春一は5日間やるらしいって。4日でもヒーヒー言うてるのに、5日になったら死ぬど。けど、通し券買って、毎日朝から出かけるんやろなァ。
てなわけで、また来年。
最後はやっぱり風太さんの写真で締めとこ。