1月31日(日曜日)
[お出かけ]
個展 忌野清志郎の世界
HEPホール(梅田)
清志郎さんがこれまで描いてきた絵を中心に、ステージ衣装や愛車(チャリ)なんかも展示。世間に名前が知れるようになってからのもいい味だしてるんですが、わたしが心惹かれたのは小学生の頃の作品。ポットと急須と湯飲みの静物画。めっちゃ渋いガキやったんやなァ(笑) PVなどのビデオも上映されていて、これは日替わりらしいんですが、わたしが上映スペースに入ったとき、ちょうどラフィータフィー時代のが流れていて、思わず「フジーユー!」と叫びそうになりましたわ(爆)
[呑み喰い]
揚子江(梅田)
- ラーメン+ライス
いつもの東通りの「名門」じゃなく、ナビオ裏の本店(なのか?)の方。いつもめっちゃ行列ができてるすぐ近くの某ラーメン屋より、こっちの方がはるかに美味いんやけどなァ。みんな、わかってないなァ。ま、利用する側からすりゃ空いてる方がありがたいんやけどね。
[ライヴ]
天国唄あしび BIG4
Heaven HiLL(堂山)
今年初の唄あしび。初出場がふたりもいるという、珍しくフレッシュな唄あしびでした。で、そのお初のふたりがトップとトリ。中元クンはパルチザンなどで何度か見かけたことはあったけど、唄を聴くのは初めて。Qちゃんの従兄の上田さんは会うのも聴くのも初めて。どちらもこれまでの唄あしびでは登場しなかったタイプの唄い手でした。いろんな人(唄)が観れる(聴ける)、これが唄あしびのいいところですね。デジカメ忘れたので写真は無しよ。すんません。
1月30日(土曜日)
[映画]
今度は愛妻家
なんばパークスシネマ(難波)
なんといっても石橋蓮司サイコー! めっちゃステレオタイプのオカマ役だけど、レン爺の怪演を観るだけでもジューブン元は取れる……と思います。薬師丸さんはお歳をとられてもやっぱり薬師丸さんでした。脚の太さも(以下、自主規制) グっと来るセリフが多いのは、もともと舞台劇だからでしょーか。タネが割れてからの展開が冗長すぎるのが残念。あと、トヨエツがときどき正木五朗さんに見えるのが困りものでした(笑)
[お笑い]
花花寄席
ヨシモト∞ホール大阪(千日前)
- 前説(リー五世)
- 子ほめ(月亭八斗)
- 時うどん(桂三四郎)
- ふぐ鍋(桂文華)
- 漫才(ダイアン)
- 公園の幼児ん坊(月亭遊方)
- ―仲入り―
- 音曲漫才(おしどり【おしどりマコ+おしどりケン】)
- 代書屋(笑福亭たま)
- 三味線:早川久子
今年、初の花花寄席。いやもう、なにがビックリしたかって、無限大ホール、満員やないの! いつもはパラパラと20人ぐらいしか入ってないのに、今日はパイプ椅子もヒナ壇もギッシリ埋まってるし。何が何して急にこんなことになったのでしょーか? わけわからん。けど、まァ、落語ファン・演芸ファンとしては喜ばしいことです。今後もこんな状態が続いてくれたらええねんけど。
[ライヴ]
三井ぱんと大村はん
ザ・ロック食堂(阿倍野)
夜はロック食堂でお久しぶりに三井ぱんと大村はん。こちらも超満員。今夜のライヴは「結成10周年」って謳ってたんですが、開始直前にえらいことが判明しました。三井ぱんがロック食堂のトイレに貼っていた「三井ぱんと大村はん デビューライヴ 2001年3月9日」ってチラシを見つけたのです。……10周年は来年やんけ!
そんなわけで、「♪皆様のおかげで9年たちました〜」の三井ぱんと大村はんのライヴ。9年だろうが10年だろうが別に何が変わるわけでもなく(なんか外ではやたらパトカーや消防車が走りまわってたけど)、あいかわらず楽しくオモロイ浪漫ショーなのでした。
[呑み喰い]
ザ・ロック食堂にて
- 豚キムチ
1月24日(日曜日)
[映画]
Dr.パルナサスの鏡
TOHOシネマズなんば(難波)
ヒース・レジャーの訃報を聞いたのが、ちょうど1年前。亡くなられたこと自体もモチロン驚いたけど、彼が主演のテリー・ギリアムの新作がまだ撮影半ばだっったってことにも大きなショックを受けました。「ああ、また頓挫かいな」。おそらく、すべてのギリアム・ファンは、あのドン・キホーテの悪夢を思いおこしたことでしょう。しかし、その後、4人1役って大技で撮影再開したと聞き、ホっと胸をなで下ろしたのが、つい昨日のことのようです。『ロスト・イン・パルナサス』にならんでよかった。
で、できあがった映画はってぇと、『モンティ・パイソン』から『ローズ・イン・タイドランド』に至るギリアム作品のセルフ・パロディってゆーかセルフ・オマージュってゆーか、そんなんテンコモリで、ギリアム映像の集大成みたいな感じ。年季の入ったファンにはたまらない内容になってます。特にミニスカポリスと巨大オカンが最高でした!(爆)
ってことは、ギリアム・ファンじゃない人には受け入れられないのかというと、わたしの隣の席のカップルは終映後に「わからんかったけど面白かった」と言ってたし、帰りのエレベーターに乗り合わせた女子グループも同じようなこと言ってたので、意外と一般受けも良いのかも。まァ、サンプル数があまりにも少ないので断言するのは危険すぎますが(苦笑) それはさておき、大きな受難を乗り越えこの作品が完成したことはホントに喜ばしいことです。どうか『ドン・キホーテ』も陽の目を見ますように……
[ライヴ]
Strings Swampys
Heaven HiLL(堂山)
ヘブンヒルでたまたま出逢ったタケQと秋元慎さんが、ひとつ一緒にやろうやないかと始まったストリングススワンピーズ。今夜が4回目のライヴだったそうですが、わたしは観るのん初めて。タケQのお馴染みの曲にマンドリンが加わるだけで、すごく雰囲気が変わるのね。関西ブルーグラス界の大御所・秋元さんは、お洒落な帽子、お洒落なメガネ、お洒落なオーバーオールの、カッコいいミュージシャン。良いライヴを観させてもらいました。
1月17日(日曜日)
[映画]
マラドーナ
シネ・ヌーヴォ(九条)
「サッカー界のセックス・ピストルズ」(by エミール・クストリッツァ)=ディエゴ・マラドーナのドキュメンタリー。といっても、撮ってるのがクストリッツァだから、当たり前のサッカー・ドキュメンタリーになるわけないんですな、これが。なにしろ、映画自体がノースモーキングオーケストラのクストリッツァのギターソロから始まるんやから何をか況やです(しかも、弾いてるのは『夕陽のガンマン』のテーマ曲!)。
クストリッツァによるインタビューの合間に、マラドーナに関するあれやこれやがコラージュされるんですが、その中でも特に面白かったのが、「マラドーナ教」(ホンマにあるらしい)と、モンティ・パイソン(=テリー・ギリアム)風のアニメで見せる「世紀のゴール」(ここのBGMはピストルズの『ゴッド・セイブ・ザ・クイーン』)そしてマラドーナ自身が唄うマラドーナ賛歌。マラドーナとクストリッツァの思想の一致(反米・反英・反列強)が生んだ最強のドキュメンタリー映画だと思いますが、はたしてサッカー・ファン、マラドーナ・ファンは楽しめたんやろか(笑)
[お出かけ]
汐見橋線で映画の撮影に遭遇す
南海汐見橋線(汐見橋〜岸里玉出)
シネ・ヌーヴォからの帰り道。阪神なんば線で九条から桜川、そこで南海汐見橋線に乗り換え。難波で乗り換えるより、こっちの方が歩く距離が短くて楽なのよね。で、汐見橋駅の改札を通ったとたん、見知らぬ兄ちゃんから声かけられて。かなんなァ、こんなとこでナンパかいなと一瞬身がまえたんですが、さにあらず。兄ちゃんが言うには、「電車内で映画の撮影してますんで、後ろの車両に乗ってもらえませんか」
汐見橋線の電車は2両編成で、そのうち1両をまるまる映画の撮影に使ってるとのこと。実際には、もう1両の半分ぐらいまでエキストラが一杯で、一般客は残りの0.5両分に乗りなさいと。しかし、汐見橋から乗った一般客は私一人だけだったので、べつだんトラブることもなく電車は発車。ま、空いてるからこそ撮影に使われてるんやろけどね。そういえば、『大阪ハムレット』でも汐見橋線と終着駅の岸里玉出駅が撮影に使われてたし、たぶん大阪を舞台にしたVシネマなんかでもけっこう使われてるんやろね。映画のロケにはコレまでも何度か遭遇したことあるけど、電車でのロケは初遭遇でした。撮影してるところがエキストラの壁に阻まれて見れなかったのが、ちと残念。
最初に声かけてきた兄ちゃんに映画のタイトル尋ねたら、「ボックスです。ボクシングの映画です」って言ってたので、さっき帰宅してからネットで調べたら、どうやらこの映画らしい。なんと、百田尚樹さん原作やないの! 谷村美月ちゃん出てるやないの! 5月ごろ公開らしいので、ちょっと頭の中に入れときましょうっと。
1月10日(日曜日)
[映画]
アサルトガールズ
テアトル梅田(茶屋町)
『ビューティフル・ドリーマー』から四半世紀。20世紀が21世紀に変わろうが、昭和が平成に変わろうが、押井守は同じ映画を延々と撮りつづけている。飽きもせず。そして、わたしたちは彼の映画を延々と観つづけている。飽きもせず。おそらく……これからも彼は飽きもせず同じことをやりつづけ、わたしたちも飽きもせず彼のあとを追っかけるのだろう。永遠に続く学園祭前日。「なぜ?」と問われたら、こう答えるしかない。
だって、好きなんだもん(笑)
間違ってもサイバーアクションもんなんか期待しちゃダメですよ。コメディなんだから。わたしゃもう最初から最後まで笑いこらえるの必死でした。特にリンコの「くわぁ」とエンドクレジットのイサオ君たちがサイコーすぎます! ただ1点、ヒナコがメイサに「年増」呼ばわりされるとこだけは、ちょっとばかしショックでした。時の流れは残酷です(笑)
[ライヴ]
秋本節
Heaven HiLL(堂山)
- 秋本節(唄とギター)
- 二十三夜待ち
- 放課後の校庭の鉄棒にぶら下がって
- 悲しみのエアプレイン
- 森の唄
- Moonlight Blue〜Moon River
- 甲子園
- コロッケ
- 吉祥寺ではなかったんだけど(ここから第2部)
- 子供達の朝
- I Wish
- アフリカの月
- 水の記憶
- スプリングハズカム
- avec again
- 悲しみにサヨナラ(アンコール)
- On The Sunny Side of The Street
- You Are My Sunshine(アンコール)
ここ数年、初ヘブンすなわち秋本さんの新春天国ライヴショーってことになってるんですな。秋本さん、去年の大晦日で49歳になったって言うてはったから、わたしとは学年ひとつしか変わらへんねんや。ちょっとビックリ。あ、わたしは今年トシオンナで24歳になります(爆) それはさておき、今年もやっぱり素敵な素敵な唄声の秋本さんなのでした。
1月3日(日曜日)
[お笑い]
たまの新春寄席
ワッハ上方・上方亭(千日前)
たま君はじめ、将来の笑福亭を担うであろう(?)面々が集まっての初笑い。ここ数年、「1月3日」といえば「平成トリオ」って相場が決まってたんやけど、ちょっと飽きてきたもので(笑) お節もいいけどカレーもね、ってなもんです。……って、ちょっと違うか(爆)
三題噺(お題は「トラ」「門松」「抹茶パフェ」)での笑子ちゃんのトラの吼え方がめっちゃかわいくて、今年の初萌え〜でした(笑) 呂竹クンはマクラで自宅に出没する鼬の話をしはったんやけど、昨年末に『虚航船団』を読み返したとこだったので、なんか妙に生々しく感じましたわ。たま君の『初天神』は初めて聴いたんですが(たぶん)、トラ公のませっぷりがたま君らしくて、これもちょっと萌え〜でした。
[呑み喰い]
えん(西心斎橋)
- 一杯呑み
楽楽堂(西心斎橋)
- 一杯呑み
「平成トリオ」が落語会に変わっても、そのあと三ッ寺界隈を呑み歩くのは変わりませんわ。気がつくと朝の6時まで呑んでました(汗)
1月2日(土曜日)
[ライヴ]
第40回 釜ヶ崎越冬斗争〜越冬まつり
三角公園(釜ヶ崎)
今年も初ライヴは釜ヶ崎で。15時前に三角公園に着いたら、ちょうどライヴが始まったところでした。飯田さんは既にベロベロ(笑) 途中、ヨッシーと難波屋へ行ってたのでかま凹バンドは観られず。栄さんが終わってからみーちゃん、みんみん、ひろみちゃん、サバーイさん、ドンとまた難波屋へ行ったので、船曳さんとSHINGO☆西成クンも観られず。ライヴ聴きに行ったんか飲みに行ったんかわかりませんが(爆)
[呑み喰い]
難波屋(釜ヶ崎)
- 一杯呑み
今年も初呑みは難波屋さんで。常連さんに加えてわたしのようなライヴ流れのお客さんも大勢いて、奥の奥まで超満員。1回目はヨッシーに、2回目はドンに奢ってもらいました。ごちそうさまでした〜♪