みやこの春一番2005〜2日目
音楽堂には前日と同じぐらいの時間に着いたんですが、まだ11時になってないのに、既に開場、演奏も始まってました。前の日にアベちゃんが「明日は平日やからチケット売れてへん」てしきりにボヤいてたんですが、見た感じでは初日と同じぐらいはお客さん来てたみたいです。
この日の衣装は大西ユカリと新世界Tシャツ。銀髪ロングのズラはけっこう評判よかったです(笑) 前日とはうって変わっていい天気だったので、日焼け止め塗りたくって、UVカットのサンバイザーも忘れませんでした。
以下、感想です。出演者の名前や曲名などは……以下、初日と同様ってことで(笑)
BIG BUG BAND
- BIG BUG BAND
- 雷蔵(ギター)
- 神崎川渡(ギター)
- ヒロタカ(ベース)
- ノリオ(ドラム)
- U_KO(ピアノ)
- ☆ヤン(トランペット)
- ブリ遠山(トランペット)
- キンちゃん(テナーサックス)
- マキ(アルトサックス)
- タケ(トロンボーン)
- Rayco(バリトンサックス)
- うた
2日目のトップバッターは6管編成のブラス・ロック・バンド。観させてもらうのは去年の暮れ以来でした。最後に「あとで田川律さんも歌うやろけど」と言って『うた』を。
ぱぱぼっくす
- ぱぱぼっくす
- さわだともこ(唄とギター)
- たるたにさとし(ギター)
- たかだまさふみ(ドラム)
- 明日あたりはきっと春
このバンドはチラシに載ってませんでした。ギターの丸っこい人、めっちゃええ味。ヴォーカルの女の子もかわいかった♪ はっぴいえんどの『明日あたりはきっと春』をやってました。
藤井裕
- 藤井裕(ギター弾き語り)
まさか裕さんのギター弾き語りを観ることができるとは。長生きはするもんです。アベちゃんによると裕さん、めっちゃキンチョーしてはったそうです。最後に歌った忌野さんとの共作曲意外は、さすがというか、やっぱりというか、サウスっぽかったです。
田川律
- インターナショナル
- うた
藤井裕さんのステージの時、アベちゃんが「こんなん書いたんや」と言って宮里さんにアジ文を見せにきてました。まさか、ホンマにステージ上でアジるとは(笑) しかも拡声器まで用意して(爆) 律さんもそれに応えるかのように『インターナショナル』を楽しそうに歌ってました。最後はまさじさんと島田さんが入って『うた』。
佐藤GWAN博
- ブスのブルース
- ブラザー軒
- あんた
1曲目はアリさん、シバさんと。2曲目はガンさん一人で渡さんの名曲を。やっぱりこの日も涙腺ウルウルしっぱなしになるんか。最後は島田さん、秋本さん、BUNさん、それに風太さんまでコーラスで参加。
cutman- booche
- cutman- booche
- 金佑龍(ギター)
- 林周作(ウッドベース)
- 小宮山純平(ドラム)
ドラムの人はラリーパパのサポートでやってるのん観たことあったけど、cutman- booche として観るのは初めて。いかにも風太さんが好きそうなバンド。今度はジックリ観てみたいなァ。
夜士郎
- 夜士郎(ギター弾き語り)
- ピキピキロック
- いのち
この人もチラシに載ってませんでした。遠藤ミチロウさんっぽい感じ(なんか実際にそんな風に紹介されてた気も)。
ゆいふくしょう
- ゆいふくしょう
- ゆいこ(唄とギター)
- パゴン福島(唄とギター)
- しょうじ(ギター)
- いか松(パーカッション)
- ベーカー土居(ドラム)
これもチラシに載ってなかったけど、出るのはだいぶ前から聞いてました。「ゆいこ」+「ふくしま」+「しょうじ」=「ゆいふくしょう」って、なんて安直な(笑) アベちゃんも歌うんかなと思てたけど出てけえへんかった(ちょっと残念)。福島さんはあいかわらず照れくさそうに歌ってました。ゆいちゃんには『女の証し』やってほしかったなァ。
ながいよう
- ながいよう(ギター弾き語り)
- 君の窓から
- 僕たちの約束
- 今はこんなに元気でも
ようさんの『君の窓から』は初めて聴いたかも。あいかわらず淡々としてはりました。5月29日に”Heaven HiLL”でライヴやるのもちゃんと告知してくれはって嬉しかった。よく考えたら、”Heaven HiLL”ではその1週間前(5月22日)にゆいちゃん&しょうちゃん(&げんちゃん)のライヴもあるねんな。偶然やろけど、ええ流れや(笑)
THE TWINS+FOUR ACES
- THE TWINS+FOUR ACES
- 小竹直(唄とギター)
- 小竹親(唄とギター)
- 島田和夫(ドラム)
- 山本MA-SAN正明(ベース)
- ケイちゃん(キーボード)
- 嫌んなった
最初は TWINS 二人だけで。途中からケイちゃんが入って、さらに島田さんと山本さんが出てきて、この日は田中晴之さんが不在のため代わりに親クンが残っての変則 FOUR ACES(ケイちゃんもそのまま居残り)。『嫌んなった』には驚いた。
長見順
- ニッポン人のベッシーちゃん
マダム・ギター、長見順。芝生席で観てたので、噂の親指ピッキングはようわかりまへんでした。吉森さんを観たんはモダチョキのとき以来か。
小谷美紗子
- 小谷美紗子(ピアノ弾き語り)
- 見せかけ社会
- 雨音呟く
- STAY
- 眠りのうた
ちっちゃい姉ちゃん(笑) ああ、もう、めっちゃかわいい。思わずアリーナでかぶりつき。マジで持って帰りたいと思ったぞ(爆)
プチ バッド レビュー
- おおきにブルース
- カタツムリ
- 最後の本音
- ストーン・ジャンキー
- お母ちゃん俺もう出かけるで
生のシンガー・北京一、初めて観ました(漫才師・北京一は観たことあったけど)。めっちゃカッコよかった。『カタツムリ』もトーゼン初めて観たんやけども(フィルムでは観たことあったけど)、歌といい喋りといい、そして身体の動きといい、凄い凄い、凄すぎる。『お母ちゃん俺もう出かけるで』ではギター・ソロまで聴かせてくれました。『最後の本音』はマリちゃんが歌うんかと思ったら、石やんヴォーカル。永本さん、ベーカーさんにマック清水さんを加えたリズム隊も凄い迫力。この日のハイライトでした。終演後、アベちゃんが「すっとこどっこいバンドでした」と紹介してたんも笑えたし(笑)
LOST IN TIME
- LOST IN TIME
- 海北大輔(ベースと唄)
- 大岡源一郎(ドラム)
- 榎本聖貴(ギター)
- 北風と太陽
- 呼吸
プチバッドで体力消耗しまくったので芝生席まで戻る気力なし。イス席で”えん”のヒロ子さんと一緒にノンビリ観させてもらいました。4日間とおしてセット丸々イス席で観たのはこのバンドだけだったかも。疲れた身体に心地よい音楽が染みました染みました。あまりの気持ちよさに思わず眠りそうになったんですが……
木村充揮
- 天王寺
- おそうじおばちゃん
- What Is Shining On
- コーヒー・ルンバ
- チューリップ
- ケセラ
ヒロ子さんに「このあと木村さんで、その次ユカリちゃんやで」と教えてもらったからには寝るわけにゃいかんでしょ。ふたたびアリーナかぶりつき。いきなり『天王寺』から入るという展開は意表をつかれた感じで、早くも涙腺ウルウル。けど、次が『おそうじおばちゃん』やったんで、なんとか持ち直せました(笑) 『チューリップ』は、お客さんの女の子からお花を貰ったんを受けて即興で。『ケセラ』は去年の春一を山下洋輔さんと一緒に締めた場面を思いだしました
大西ユカリと新世界
- 大西ユカリと新世界
- 大西ユカリ(唄)
- 福原ミノル(ドラム)
- 三好ひろあき(ギター)
- 森巧美(ベース)
- マンボ松本(ハモンドオルガン)
- ボス河内(アルトサックス)
- 小松竜吉(テナーサックス)
- 石田長生(ギター)
- 踊ってくれませんか
- たまらんブルース
- 青洟小僧
- 釜山港へ帰れ
- Discoニューオオサカ
『踊ってくれませんか』で始まったので、また木村さんが出てくるんちゃうかと期待したんですが、そうは問屋が卸してくれませんでした(笑) でも、その代わりに石やんが出てきて『青洟小僧』。これは泣けたなァ。この日の夜中に木村さんと飲んだとき、「ユカリちゃんは青洟小僧を大事に歌てる」とえらい誉めてました。『釜山港へ帰れ』は途中に『タイガー&ドラゴン』挟み込み。から、最後の大阪締め『Discoニューオオサカ』はダンス・チーム付き。 そういえば石田雄一さんも最終日に来てはりました。
ブギウギボーイズ+光玄
まずはAZUMIさんとヤスムロさんの同級生コンビで何曲かやって、そのあと光玄さんが加わり、最後にはディジュリデュー奏者の梅原さんも入るって形。ホンマはこの人たちもアリーナで観たかったんやけど、木村はん〜新世界と続いたあとだけに、ここで取り憑かれたようにギター弾き語るこのチームを目の当たりにしたら完全にイってしうと思ったんで(笑)、芝生席へ退避。もっとも、芝生席では木村さんと福島さんに挟まれて座ってたので、あまり落ち着いてもいられなかったんですが(爆)
中川五郎
- 中川五郎(唄とギター)
- 渡辺勝(ピアノ)
- 田中章弘(ベース)
- 林敏明(ドラム)
- BIG BUG BAND(ホーン隊)
- 我が心のヤスガーズ・ファーム
- ミスター・ボージャングル
- ぼくの遺書
この日のトリは、渡辺勝さん、ハックルバックのリズム隊、そしてトップに出ていたBBBのホーン隊を引き連れた中川五郎さん(シバさんもいたかも)。「みんな死なないでね」と叫んで始まった『ぼくの遺書』、最後はワルツを踊りながらアリーナに降りて、そのまま客席へ。ホーン隊や風太さんもゾロゾロと続くその様は、さながら葬列の行進のよう。正直な話、五郎さんの歌声は苦手やったんですが、この夜は素直に感動しました。
2日目は7時半頃終了。このあと、ソフトマシーンでペーソスのライヴ。それから”えん”に移動して木村さんやヨシローさんたちと朝まで飲んでました。