2月27日(水曜日)
[映画]
王になった男
なんばパークスシネマ(難波)
チュ・チャンミンの新作は前作『拝啓、愛しています』から一転して、ビッグ・バジェットの時代大作。重厚な作品ですがコミカルな場面も多く、肩ひじ張らずに楽しめました。ストーリーもよく練られていたし、なにより役者陣がみんな素晴らしい。特に、わたしが勝手に「韓国の温水洋一」と呼んでいるチャン・グァン(『トガニ』でクサレ外道のふたご校長を演じてた人)がええ味だしてました。レディースディってこともあってか場内を埋めつくしたイ・ビョンホンおっかけオバチャンたちも満足されてたようで、ナニヨリです(笑)
世界にひとつのプレイブック
TOHOシネマズなんば(難波)
祝ジェニファー・ローレンス嬢、アカデミー主演女優賞受賞! ……ってわけで、観てきました。あ、いや、受賞してなくても観てたとは思うねんけどね(笑) で、今回の彼女の役は、未亡人! しかも、職場の連中すべてとヤっちゃってクビになるってような超ヤリマンねーちゃん!! ちょっと前まで女子高生役やってたのに、なにこの豹変ぶりは。しかも、まったく違和感ないし(驚) ま、だからこそアカデミー賞はじめ女優賞ソウナメしてるんでしょうけどね。
ジェニファーさんは前述のとおり、めっちゃイカレた役がらなのですが、他の登場人物もほぼ全員イカレてるので、コレもコレで違和感ありません(笑) イカレた映画が好きな人(わしや、わしや)にはたまらん映画です。そもそも監督がハリウッドきってのイカレ野郎デヴィッド・O・ラッセルなんやからムベナルカナなのですが(爆)
あと、音楽についても少々。ティム・バートン作品などでお馴染みダニー・エルフマンのオリジナル曲もなかなかええ感じなんですが、それ以上に既製曲の使い方がサイコーでした。特に、ツェッペリンの『What Is And What Should Never Be』と、ディランとジョニー・キャッシュのデュエット版『Girl From The North Country』の画面シンクロ度は神業かと。前者は爆笑、後者は切なくて切なくて、泣きました。
[呑み喰い]
ぶんちゃっ♪(千日前)
- 大山地鶏焼霜つくり
- 鶏きもしょうが煮(ナミさんに貰った)
- 大根とごまの葉サラダ(ナミさんに貰った)
2月24日(日曜日)
[ライヴ]
秋本節
MARUCO HOUSE(桃谷)
- 秋本節(唄とギター)
今日はライヴのハシゴ。まずはマルコハウスで秋本節さん。今年は毎年恒例1月のヘブン年明けライヴに行けず、今月11日の音太小屋でも短い時間しか聴けなかったので、めっちゃ楽しみにしてました。手を伸ばせば届くような超至近距離での生音ライヴだったので、唄もギターも直接ビンビン響いてきて、いやァ、良かったヨカッタ。
[呑み喰い]
MARUCO HOUSEにて
- 春巻
- 鶏レバー旨煮
- 根菜入オムレツ
[ライヴ]
天国唄あしび BIG4
Heaven HiLL(堂山)
- りんちゃん(唄とバンジョーとマンドリンとギター)
- 桝井耕一郎(唄とギター)
- しのやん(唄とギター)
- 坂本正晴(唄とギター)
- フミヨさん(飛び入り、唄)
桃谷から堂山へ移動して、ヘブンで唄あしび。今夜は4組がそれぞれピンで唄うだけでなく、りんちゃんと桝井さんのフォーク・デュオ、しのやんと坂本さんのムード歌謡デュオもあり、いつもと違った雰囲気。オマケにアンコールで桝井さんと坂本さん、それにフミヨさんがりんちゃんバックに唄うって飛び入りコラボもあったりして、いやァ、面白かったオモシロカッタ。
2月21日(木曜日)
[呑み喰い]
UMIYA ROCK CLUB(西心斎橋)
- 照り焼きチキン定食
三ッ寺会館と味穂のあいだを西へいったところにあるカフェ・レストランでお昼。照り焼きチキン定食は味も量もけっこう良かったんですが、特筆すべきはソフトドリンクが通常価格の300円引きで付けられるってところ。コーヒー・紅茶はフツーに頼めば300円なので、実質タダになっちゃうのね。照り焼きチキン定食は680円でしたが、ドリンク含めて考えるとワンコイン以下のお値段感覚。これはお得でした。
[映画]
奪命金
シネマート心斎橋(アメリカ村)
ジョニー・トーの2011年作品。日本では同年の東京フィルメックスで上映されてますが、関西での¥は今回が初公開。刑事、銀行員、ヤクザがギリシアの金融危機に巻きこまれドタバタするって映画で、派手なアクションや血が飛び散ったりするシーンはないので、そーゆーのを期待して観にいくのはやめましょう。ま、そんなん期待して観たとしても、映画自体オモシロイからどーってことないねんけどね。
ゼロ・ダーク・サーティ
TOHOシネマズなんば(難波)
キャサリン・ビグローの新作。911からビンラディン殺害までを、CIAの女性局員の目を通してドキュメント風に描くって映画で、ビグローさん、すっかりこの手の監督の第一人者みたくなっちゃいましたね。拷問から始まって処刑で終わるので、とにかくクソ思い映画です。それが2時間40分つづくんですからたまったもんじゃありません。でも、最後まで目を離せないんですね、コレが。疲れました(苦笑)
[呑み喰い]
ぶんちゃっ♪(千日前)
- 大山地鶏たたき
- 湯豆腐
2月20日(水曜日)
[映画]
アウトロー
なんばパークスシネマ(難波)
いや、これはちょっとビックリするぐらい面白かったわ。70年前後のアクション犯罪映画臭プンプンで、デジタル全盛時代やのにアナログ盤を聴いてるって感じ。ま、実際にはデジタルを駆使してアナログのように見せかけてるって、ややこしいことしてるんやろうけどね。主人公側も敵側も適度にマヌケなところや、マジかギャグかわからんような画づくりも、めっちゃツボでした。こーゆー映画を作っちゃうところがトム・クルーズに好感もてるところなんやけど、はたして最近の若いモンに受けるんやろかとちょっと心配もしたりして。あ、あと、エンドロールで気づいたんやけど、敵方の大ボス役ってヘルツォークやったんやね。これもビックリでした。
東ベルリンから来た女
テアトル梅田(茶屋町)
ベルリンの壁が崩壊する9年前の東ドイツが舞台。主人公は西への出国申請をしたために田舎町の病院へ飛ばされた女医さん。一見クール・ビューティですが、そりゃ秘密警察や同僚、近所の人々の監視の目に晒されながら毎日を過ごしてりゃクールにもなるわな。シンドイけどアレコレ考えさせられる映画でした。
2月19日(金曜日)
[ライヴ]
AKIRA with 木村ゆか
難波屋(釜ヶ崎)
今日は難波屋でAKIRAライヴ。ゆかぽんとのコラボは初めて観ましたが、ええ感じのコンビネーションで女子力グ〜ンとアップしてました。場所が場所だけにオッサン度もかなりアップしてるように思えましたが(笑)
[呑み喰い]
難波屋にて
- 麻婆豆腐(ハーフ)
- 鶏肉の大葉包み
- 青菜のゴマあえ
2月17日(日曜日)
[映画]
レッド・ライト
TOHOシネマズなんば・別館(難波)
いったい何を描きたかったのか、わたしには理解外の映画でした。キャストは豪華なんやけどなァ。
[ライヴ]
丸岡マルコ淳二
Heaven HiLL(堂山)
- 丸岡マルコ淳二(唄とギター)
夜はヘブンでマルコさんのライヴ。今年に入って録音した3枚目のソロアルバム『懲りひん男の唄』のレコ発ライヴってことで、そこに収録された曲を中心に、以前から唄ってる曲やカヴァーなど、たっぷり2時間。個人的にはながいようさんのことを唄った超大作(笑)がベストでした。
2月16日(土曜日)
[ライヴ]
シーガン山下+仲豊夫/タケQ
あなぐま亭(恵美須町)
今日はあなぐま亭に初めてお邪魔してきました。南海でいうと新今宮と今宮戎のあいだぐらいにある音楽居酒屋さん。ライヴはシーガン+仲さんコンビとタケQという、お馴染みの2組。めっちゃ寒い日やったのに、上半身ハダカになって踊る人(名前は伏せますが、一部で「ガンちゃん」と呼ばれてる人です)が飛び出すほど熱いライヴでした。
[呑み喰い]
あなぐま亭にて
- 定番スモークチキン串
- ゴーヤ豚味噌詰め串
- 鶏と若ゴボウのおむすび
- 黒糖入りサツマイモ揚げ団子
料理もおいしかったです。下の写真はゴーヤ豚味噌詰め串。ゴーヤ、でかっ!
2月15日(金曜日)
[映画]
イチジクコバチ
シネ・ヌーヴォX(九条)
今日はヌーヴォの2階でサトウトシキ作品を2本。どちらもアートポートの「青春H」枠の作品です。まず2010年の『イチジクコバチ』。めっちゃイビツな父娘のイビツな日常を描くイビツな映画。そのイビツな情景の中でそこだけマトモに思えるのが(ホントはマトモじゃないんだろうけどね)、水井真希ちゃん演じる田中みつが絵本を読むシーン。BGMのピアノ曲と相まって、泣けました。
青二才
シネ・ヌーヴォX(九条)
つづいてはサトウトシキの最新作『青二才』。主演は『イチジクコバチ』で父親を演じてた伊藤猛さん。1990年代に、サトウ監督などいわゆるピンク四天王って呼ばれた監督作品をよく観てたころにお馴染みだった人で、モチロン当時からいい役者さんだったんですが、あの頃より歳を取ったぶん、演技といい風貌といい、なんか凄いことになってきてますね。
[呑み喰い]
ぶんちゃっ♪(千日前)
- 大山地鶏塩焼き
- 湯豆腐
- 玉子焼き
2月14日(木曜日)
[映画]
ルビー・スパークス
シネ・リーブル梅田(西梅田)
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリスの『リトル・ミス・サンシャイン』以来6年ぶりの新作。才能はあるのに出しきれない、ちょっと精神的に難アリの青年が自分で生みだしてしまった「理想の彼女」に振りまわされながら、なんとなく成長していくって、『ラースとその彼女』をよりファンタジー寄りにしたような感じの、バレンタインディに観るにはピッタリの映画でした。ま、わたしが観た回はカップル率ゼロ%やったけどね(笑)
[呑み喰い]
Heaven HiLL(堂山)
- 一杯呑み
2月11日(月曜日)
[ライヴ]
R.I.P.すぅやんLIVE
音太小屋(天六)
- 丸岡マルコ淳二
- みやこ
- 村田豪太
- 中川みーちゃん
- さかもとふみや+仲豊夫
- 桝井耕一郎
- わるだくみユニット
- 奥村ひでまろ
- 芳賀まさひろ
- 李知承
- 田口公人
- タケQ
- 秋本節
- 栄篤志
- 加那
- 宮里ひろし
- しのやん(司会)
今日は音太小屋で、すぅやんを偲ぶ、ってゆーか、すぅやんと一緒に楽しむライヴでした。15時半から21時まで5時間半の長丁場。お客さん、出演者の皆様方、スタッフの方々、ホンマお疲れさんでした。わたしは自分の出番が終わったあとは気楽に最後までノンベンダラリとさせてもらってましたけど(汗) それはさておき、ええライヴでした。しのやんとすぅやんに感謝!
段取りから司会から後かたづけまで縦横無尽の大活躍、しもやん しのやん。ご苦労さんでした。
わたしは2番手で唄わせてもらいました。ピンで『あなたが好きだから』、男前コンビ(ガンちゃん&マー坊)を従えて『ビールをちょうだい、よく冷えたのを』の2曲。
下の写真、1枚目は美衣ちゃん撮影、バックにすぅやんが! 2枚目はマルコさん撮影のリハーサル時の写真。ありがとうございました。
美衣ちゃんはfacebookにアルバムをUPしてくれてます。見られる方はどうぞ。
[呑み喰い]
音太小屋にて
- 田口公人のメキシカンサンド
- その他いろいろ
天満寅蔵(天満)
- おでん
- その他あれこれ
2月10日(日曜日)
[映画]
きいろいゾウ
なんばパークスシネマ(難波)
長まわし、顔アップ、涙がツーッ…… って、これ何回あった? もう最後の方、宮崎あおいちゃんの顔みて笑いこらえるのん必死でした(笑) あと、見せなくていいもんドンドン見せたり、逆に見せとくべきもん見せへんかったり、う〜ん、困った映画やなァ(苦笑)
[ライヴ]
松本照夫
New楽楽堂(宗右衛門町)
夜は楽楽堂でライヴ。なんと、松本照夫さんが「唄う」ライヴです。これは珍しい! 前半はバンドをバックにウクレレ、ギターで弾き語り。後半は本業のドラムで叩き語り。それに加えてゲストに、今日がお誕生日だった小林エミさんが花を添えて、いやァ、えライヴでしたわ。
2月9日(土曜日)
[お笑い]
笑福亭福笑一門会vol.7
天満天神繁昌亭(南森町)
- 話し方教室(笑福亭たま)
- 六尺棒(笑福亭福笑)
- ―仲入り―
- 百年目(たま)
- 狼の挽歌(福笑)
- お囃子:勝正子
今夜は繁昌亭で福笑一門会。最強の師弟による年に一度のガチンコ勝負。今年で7回目ですが、わたしは第2回以外、毎年観させてもらってます。毎年観てるのに、毎年飽きることなくオモシロイ。それどころか年々爆笑度はアップしつづけてるようにも思えます。ホンマ、スゴイ師弟やわ。そんなふたりが……好き(笑)
[呑み喰い]
AFTER HOURS(神山)
- 一杯呑み
JOKE(神山)
- 一杯呑み
落語会のあと、ナミさん、ミキちゃんと音楽系不良水商売店をハシゴ。昨年、JOKEと同じビルの2階に引っ越してきたAFTER HOURSに初お邪魔。JOKEではヘブンから流れてきた牡蠣をいただき(今日は牡蠣パーだったのです)ラッキー、ラッキー。
2月8日(金曜日)
[映画]
ムーンライズ・キングダム
TOHOシネマズなんば(難波)
アカデミー脚本賞の有力候補らしいですけど、どうもこの賞は信用ナラヌので心配してたんですが、いや、なかなかどうしてオモシロイやん。ストーリーや語り口もやけど、音楽がいいですね。特に、アバンタイトルやエンドロールでの音楽の使い方がサイコー。アンサンブルが大事ってことなのね。無駄に豪華な役者陣の中にあって、ヒロイン役のカーラ・ヘイワードちゃんがサイコーにかわいかったです。ケバくないフツーの格好してるところも見てみたいですね。
[ライヴ]
てぃだ
難波屋(釜ヶ崎)
夜は、またまた改装した難波屋でライヴ。隣の空き店舗にまで店を拡げて、ライヴスペースも倍の広さになってました。なんかもう、フツーにライヴハウスって呼んでも違和感ないやん。その快適な空間でながいさん率いるてぃだのライヴ。お客さんもギッシリ満員で超楽しめました。ながいさん、昨年2枚組のアルバムを作ったばかりなのに、また新しいアルバムの製作に取りかかってるとか。凄いなァ。
この写真↓で広さが伝わるでしょうか?
[呑み喰い]
難波屋にて
- 麻婆豆腐(ハーフ)
- トルティーヤ
- 玉子焼き
2月6日(水曜日)
[お笑い]
育っちゃったらくごプレミアム
天満天神繁昌亭(南森町)
- サイコロトーク(全員)
- カケ酒(笑福亭たま)
- 南北伝(旭堂南湖)
- 奥野君の祭(桂三金)
- 女子会平家物語(桂あやめ)
- ―仲入り―
- ルーキーズ・スリル(月亭遊方)
- 下町の散髪屋さん(桂三風)
- お囃子:林家和女
繁昌亭夜席3連チャン、3日目はできちゃったメンバーによるそだっちゃったらくご。6題ともレベルが高くてかなり面白かったけど、中でもいちばん面白かったのは遊方クンの髪型でした(笑) すぐに元に戻すって言ってたので、見るなら今のうちやで。
2月5日(火曜日)
[呑み喰い]
Words Cafe(南森町)
- カツサンドセット
[お笑い]
喜劇発祥百十年記念〜落語と語り芸の会〜鈴木美智子の語り芝居with福笑
天満天神繁昌亭(南森町)
繁昌亭夜席3連チャン、2日目は福笑さんと鈴木美智子さんの会。美智子姐さん、語り芝居では和装でしたが、仲入り後の対談では洋装、しかもミニスカ! 最前列の席だったので、どうしても姐さんの美脚にばかり目がいってしまい、いろんな意味で「目の毒」でした(笑)
2月4日(月曜日)
[お笑い]
第18回 満腹全席
天満天神繁昌亭(南森町)
今日から繁昌亭夜席3連チャン。まず1日目は文三さんの会。文三さんの高座を生で観るのは3年ぶりぐらいかな。一時期ダイエットしてかなり痩せてはったのに、また戻ってきてるようで。でもリバウンドっていうより、貫禄が付いてきたって感じ。あいかわらず楽しそうに落後されてましたわ。
2月3日(日曜日)
[ライヴ]
AZUMI
ぶんちゃっ♪(千日前)
- AZUMI(唄とギターとワンストるんぐす)
今日はぶんちゃっ♪でAZUMIライヴ。前半のハイライトが『あべのぼる組曲』なら後半クライマックスは『あべのぼる音頭』。もう頭クラクラですわ(笑)
[呑み喰い]
ぶんちゃっ♪にて
- かやく御飯ののり巻き
- おでん盛り合わせ
- 鶏ハツと砂ずり冷菜
今日は節分ってことで、かやく御飯を巻いたぶんちゃっ♪特製恵方巻きなんてぇものをいただきました。ごちそうさん♪
2月2日(土曜日)
[映画]
EDEN
シネ・ヌーヴォ(九条)
李鳳宇がシネカノン倒産後に設立したSUMOMOの製作第1作。監督は井筒和幸や三原光尋作品で助監督、演出補などを務めてきた武正晴。原田芳雄さんが映画化を熱望していたという船戸与一の『夏の渦』が原作で、芳雄さんは「企画」としてクレジットされてます。歌舞伎町のショーパブを舞台に、ドラァグクイーンやニューハーフやゲイの方々が織りなす祝祭映画。音楽も含めて、フェリーニか寺山修司の世界に通じる画づくりが至福感イッパイで、オマケに泣かせます。反原発運動でメジャーどころから絶賛閉めだされ中の山本太郎の「おネエ歩き」は必見(笑)
終映後に武正晴監督、山本太郎さん、齋賀正和さん、小野賢章さん、木下ほうかさん、が登壇して舞台挨拶。
さらにそのあと、齋賀さん、山本さんと記念撮影させてもらいました。齋賀さんは上映期間中ずっと大阪に滞在して「勝手に舞台挨拶」されるそうです。
もっと大きい写真を見たい方は、こちら↓へ。
[呑み喰い]
T-BLACK(九条)
- Bランチ
[映画]
駆ける少年
シネマート心斎橋(アメリカ村)
アミール・ナデリの1985年作品。日本では初公開。天涯孤独(と思われる)の少年が空きビン拾い、水売り、靴磨きなどをしながらタフに生きていく様を描くだけの映画なんですが、とにかくこの少年、タイトルどおりよく走ります。あるときはポパイ刑事のように、あるときは走る取的のように、またあるときは弾丸ランナーのように。そして、しょっちゅう叫んでます。走りながら叫ぶ。ヒコーキに向かって叫ぶ。走ること=叫ぶこと=生きること。ああ、これもやっぱり人間の祝祭を描いた映画なんや。
自縄自縛の私
TOHOシネマズなんば(難波)
竹中直人の監督最新作。原作は蛭田亜紗子さんの「女による女のためのR-18文学賞」受賞作。主人公はある日トツゼン自分を「縛る」ことに目覚めた性癖がマイノリティなお嬢さん。『EDEN』に通底するテーマ性を持った映画なわけですが、そのテーマ自体が全面に出てる分、深みはなかったけど、まずまず面白かったかなっと。