8月28日(日曜日)
[ライヴ]
岡大介 with 小林寛明
Heaven HiLL(堂山)
2日連チャンで岡クンと小林クンのライヴ。今夜は”Heaven HiLL”にて。思い返せば、彼らのステージを初めて観たのは去年の8月、ちょうど1年前、この”Heaven HiLL”ででした。そんとき二人はコンビを組んで2日目とか言うてましたが、すでに息ピッタリ。もう何年も一緒にやってるかのような雰囲気を醸しだしていたもんです。あれから1年、二人の息は更に熟成して大吟醸って感じ(どんな感じや?)。岡クンのカンカラ三線に絡まる小林クンの二胡の音色はホンマ気持ちいい。2部の頭では小林クンのソロもあったんですが、たった2本の弦でなんであんなに様々な音を表現できるんでしょう? 不思議なもんです。途中で岡クンが言ってた「フィドルは二胡にならないけど、二胡はフィドルになる」って言葉が印象的でした。
『十九の春』や『満月の夕』、小林クンのリクエストで歌うことになったという大工哲弘さんの曲なども良かったですが、わたし的には『満鉄小唄』がいちばん心に染みました。二十代でこんな歌を歌うってだけでもスゴイことやのに、それを他人の心に届けてしまえるところがホンマ凄いと思います。最後は宮里ひろし『Love Songs』〜高田渡『生活の柄』で締めて、アンコールで西岡恭蔵『グローリー・ハレルヤ』を持ってくるというヒキョーな展開(笑) いやァ、ええ2日間でした。欲を言えば、オリジナル曲ももっと聴きたかったなァ(確かオリジナルは2曲だけやったと思います)。でもまァ、それはまた次回の楽しみにおいておきましょうか。
8月27日(土曜日)
[お出かけ]
道頓堀で道に迷う
今夜は道頓堀の”ずみっ!”で岡大介クンと小林寛明クンのライヴ。ところが、肝心のお店が見つからず、道頓堀を行ったり来たり。……って、先週と同じようなこと書いてるし(汗) 学習能力ないんか、わたし。戎橋南詰めの派出所で尋ねようと思ったら、あいにくお巡りさん巡回中で不在。しばらく待っててもお巡りさん帰ってけーへん。代わりに酔っぱらいのオッチャン2人組が入ってきました。
- オッチャンA(以下、A)「(わたしに)あんた、ここの人?」
- わたし(以下、み)「いえ、道を尋ねに来たんです」
- A「ポリさん?」
- み「違いますって」
- A「ほんなら、なんでここにおるん?」
- み「そやから道を訊きにきたんやって」
- オッチャンB(以下、B)「(Aに)この人、オカマさんやがな」
- A「(わたしの顔をジっと見て)ああ、オトリ捜査!」
- み「……?」
- A「わしら○○落としてな(←よく聞き取れず)。あんた見んかった?」
- み「……」
- B「(Aに)この人が知ってるわけないがな。(わたしに)で、あんた、どこ探してんの」
- み「道頓堀フルーツビルってところです」
- A、B「知らんなァ」
- A「そやけど、カッコええオカマさんやなァ」
- B「(Aに)カッコええ言う奴あるかい。かわいいとか言わな」
- A「そうそう、かわいいかわいい、かわいいオカマさんや」
- み「……(取って付けたようなお世辞ゆーなって)」
- A「ちょっと、そこら飲みにいこか」
- み「……(なんでそーなるねん)」
- A「なァ、行こや」
- み「あ、いえ、急いでるんで」
- A「あっ、オトリ捜査いくんか」
- み「……(そやからオトリ捜査って、なに?)」
これ以上、このオッチャンたちと漫才してる暇もないんで、派出所を脱出。ふたたび道頓堀を行ったり来たり。サミー戎橋の前で呼び込みしてたお兄さんと目があったので、ダメモトで尋ねてみると、これがズバリ的中。このお兄さんがまァええ人で、わざわざ事務所まで場所を調べにいってくれはったんですわ。地図を片手に戻ってきたお兄さんの説明で、お店が入ってるビルが御堂筋の西側にあることが判明。わたしは御堂筋の東側ばっかり行ったり来たりしてたんで、そら見つからんハズや。しかしまァ、助かりました。夜の大阪には変な人も多いけど(わたしも含めて)、ええ人もおりまんなァ(しみじみ)
[ライヴ]
岡大介vsベターマン
ずみっ!(道頓堀)
”ずみっ!”はアメ村にある三線カフェの系列店なのだそーです。道頓堀と御堂筋が交差するところに建つビル(フルーツタワービル)の10階にあるので、窓からは道頓堀や御堂筋の夜景がバッチリ(道頓堀川が工事中で塞がってるため、川面に揺れるネオンが見られなかったのが残念やったけど)。沖縄テイストのフードもイケてるし(ゴーヤ・チャンプルー、おいしかったです)、朝まで開いてるらしいので、三ッ寺で飲んだ帰りとかけっこう利用しそうです。……ここで「デート・スポットとして利用」って書けないところが我ながら情けないような気が(笑)
ライヴはベターマンさんからスタート。1曲目ははっぴいえんどの『風をあつめて』をゆるくゆる〜く弾き語り。2曲目以降は知らない曲ばかりでしたが(おそらくオリジナル作品なのでしょう)、やはりゆるくゆる〜く歌いはります。途中からギターの松浦章穂さんがサポートに付いたけど、やっぱりゆるくゆる〜く。このゆるさ加減に歌声がうまくハマってました。ってゆーか、歌声を活かそうと思ったら自然とこーゆー曲調になちゃうんでしょうね。とにかく気持ちいいステージでした。あ、そうそう、あとで岡クンに聞いた話では、ベターマンさんのCDにはQちゃんも参加してるそうです。
[呑み喰い]
ずみっ!にて
- ゴーヤ・チャンプルー
[呑み喰い]
楽楽堂(西心斎橋)
岡クン&小林クンの曲の感想などは28日の日記で詳しく書くとして……ライヴ後は岡クン、小林クン、同じテーブルに座ってたKちゃん、Tちゃん、久しぶりに会った長井由美ちゃんたちと、しばし談笑。その後、岡クンと小林クンを楽楽堂へご案内。中島らもさんの追悼CDなんか聴きながら、更に談笑。デヴィさんは去年、岡クンが夢家でライヴやったときに会ってたそうです。二人は午前1時過ぎに帰りましたが、次の日に聞いた話では、小林クンちでけっきょく朝まで飲んでたそうです。で、小林クンはロクに寝ないままチンドンの仕事を夕方までこなし、夜にはふたたび岡クンとライヴ…… 若いっていいなァ(笑)
8月21日(日曜日)
[呑み喰い]
らずべり〜ドリ〜ム(日本橋)
- オムライス
日本橋メイド喫茶紀行(奇行?)。今回は堺筋(でんでんタウン)にある”らずべり〜ドリ〜ム”に突撃してきました。13日に巡った3軒同様、内装は地味でしたが、照明が暗めなのでうまくごまかせてる感じ。メイドさん(”らずドリっ娘”と呼ぶそうです)のお衣装も照明に合わせてるのかフツーのメイド服じゃなくゴスロリ風でした。なんか一歩間違うとキャバクラのゴスロリ祭りみたいになっちゃいそうな雰囲気(笑) しかし、”らずドリっ娘”さんたちがいかにもコドモコドモした子ばかりだったので、エロトークぶちかましたり、お触りしたりすることはありませんでした(おい) そのあたりも考えて人選してるのかな? オムライスを注文したら、”らずドリっ娘”さんが目の前でケチャップ絞って絵を描いてくれるサービスあり。ちなみに、わたしにはひよこの絵を描いてくれました(笑)
[ライヴ]
”epice”こけら落としライヴ
epice(天三)
- SMB
- スワンピータケシ&杉本“Q”仁美
- 塩崎晴基
夜は天三へ。”epice”のこけら落としライヴを観にいったんですが、肝心のお店が見つからず、天神橋筋商店街を行ったり来たり。住所はわかってるし、ビルの1階にあるってことやったんでスグに見つかるやろと思ってたんですが、甘かった(汗) こんなことなら住所だけでなく電話番号もメモしとけばよかったなァ、と後悔しながらなおも行ったり来たり。商店街の人々は「こいつ、さっきからなにウロウロしとんねん」とさぞ不審に思われたことでしょう。そやけど、見つからへんねんからしゃーないやん、と心の中でブツブツ言いながらも更に行ったり来たりしてると……あった! ようやく見つけましたよ、”epice”の看板を。けどなァ、この場所って2回も通ったぞ。そやのに、なんでよう見つけへんかったんやろ? もしかして、わたしに発見されんように結界張ってた?(笑) そやけどまァ、見つかってよかったよかった。
そんなわけなので、お店に到着したときには既に”SMB”の演奏が始まってました。お店のオーナーであるてっちゃんとアミーゴのユニットで、観るのは2度目。今回は塩崎晴基さんのカホンを加えた3人編成で昔懐かしいロックの名曲の数々を聴かせてもらいました。お次に登場はタケちゃん&Qちゃん。タケちゃんの歌はこれまで1曲とか2曲単位でしか聴いたことがなかったのですが、今日はジックリたっぷり聴くことができ、めっちゃ嬉しかったです。前半でテキーラ一気飲みなんて無茶なことしてたので最後まで保つかちょっとハラハラしてたんやけど、最後まで滞りなく進行。Qちゃんとの息もピッタリでした。演奏中に笑顔を見せるQちゃんって、初めて見たかも。
最後はふたたびてっちゃん&アミーゴが出てきて、みんなでセッションして終了。Qちゃんにはいろんな人を紹介してもらったし、ちょっとしたハプニングもあったりして、なんやかんやとホンマ楽しかったです。南森町方面に出かけたときにはまた寄せてもらいましょ、”epice”。今度は迷わんと辿り着けるやろ(笑)
8月16日(火曜日)
[お出かけ]
なにわ音楽博覧会
キリンプラザ大阪(戎橋)
60年代(チラシなどには「70年代以降」って書いてあったけど、ナンバ一番はどう考えたって60年代でしょ)から現代に至る大阪の音楽シーンを、深いことは考えずゴッタ煮にしてみましたって感じの、いかにも大阪らしい展覧会でした。
4階から5階にかけてのギャラリーでは、昔のFM大阪のタイムテーブルとか、昔のアメ村の地図とか、外タレの来日コンサートのポスターやTシャツなんかが展示されていて、けっこうええ感じでノスタルジックな気分に浸れます。6階のホールにはモニタが3台置かれ、そのうちの1台には、なんと、1974年の春一番の映像が映しだされていました。風太さんもアベちゃんも若いなァ。いとうたかおさんや金森幸介さんなんか若いというより幼い感じ。うんうん、ええもん見れたわ。
[お出かけ]
キリンプラザでヒロちゃんと出逢う
ところで、この春一映像を流してたコーナーで、見知らぬ女性に「みやこさん?」と声をかけられました。なんとその人、うちのサイトを見てくれている人だったのです。まさかこんなところで声をかけられるとは思ってもいなかったので、もうビックリするやら嬉しいやら恥ずかしいやら。一緒に春一の映像を見ながら少しお話ししたんですが、その人(ヒロちゃん)はヒポポの常連さんで、”Heaven HiLL”にもいらっしゃったことがあるとか。わたしと同い年らしいです。家に帰ってからサイトを見せてもらったら、けっこうわたしと同じライヴに足を運んだりしておられるようなので、また近いうちにお会いできそうな予感が。
[お笑い]
茶臼山舞台恐怖のBONBONナイト!「できちゃったらくご!」
3日連続で茶臼山舞台。今日は30人ぐらいの入り。多くもなく少なくもなく、ちょうどいい感じ。「できちゃったらくご!」は新作のネタおろし中心ってこともあって、初めて聴く噺ばかりでしたが、今日の5席の中で、わたし的に一番おもしろかったのは遊方さんの噺でした。落語でよくある、常人が徐々に酔っ払っていく様を毒キノコを食べた人がだんだんおかしくなっていくって風に置き換えたような噺です。遊方さんは終演後のトークでしきりに反省されてましたが、コレは練り込んだらもっとおもしろくなる、とまったくの素人意見ですがそう思いました。
たま君のは落語口調・落語的設定を脳内で標準語に変換すればけっこうマトモなSFになってるので感心しました。堀晃さんあたりが手を入れたら本格的なハードSFになったりして。あやめさんのはFMでやってたミニドラマを落語に書き換えたモノだそうです。三金さんのはデブで暑苦しいオクノ君がお菓子喰いまくる噺。前日に続いて登場の南湖さんのは聴いてるだけで体中がゾワゾワ、あとで思いだすたびにゾワゾワしまくるイヤ〜な噺でした。あんまりゾワゾワしすぎたのか、なぜか南湖さんだけ写真がちゃんと撮れてませんでした。ごめんなさい。
そうそう、南湖さんといえば18日の朝刊で南陵師匠が亡くなられたことを知りました。南湖さんは15日に口演された『軍事美談 召集令』のマクラで「南陵師がいなかったら上方講談は滅んでいた」みたいなことを仰られてましたが、ホンマにその通りやと思います。上方講談が東京講談に比べてより落語に近い感覚で気軽に楽しめたのも南陵師がおられたからだと思います。こんなゴチャゴチャしたところで申し訳ないのですが、南陵師のご冥福を心よりお祈りさせていただきます。合掌……
[映画]
亡国のイージス
アポロシネマ(阿倍野)
たとえば…… 【1】モールス信号を解読する場面に、首相の「手旗信号なら読めるんだがね」なんてセリフを仕込んどく。→【2】真田の手旗信号を首相が解読。って展開にしとけば、あのコントみたいな場面ももうちょっとマシになったのでは、と思ったりして。それにしても、原田芳雄が首相役とは! ……長生きはするもんですなァ。
8月15日(月曜日)
[呑み喰い]
ポミエ(日本橋)
- オムそば定食
[呑み喰い]
e-maid(日本橋)
- アイスコーヒー
ポミエでお昼してから”e-maid”に二度目の突撃。昨日ハシゴした3軒はいずれも内装が貧弱で、喫茶店と言うよりは喫茶スペース、喫茶コーナーって感じの店ばっかりやったわけですよ。その点、さすがにここは元々お洒落なイタ飯屋だけあって、落ち着いてお茶できる度では同系他店より抜きんでてますね。……って言っても、まだ4軒しか知らないわけで、あんまりエラソーなこと言えないんですが(汗) あ、そうそう、お盆ってこともあってか、今日は浴衣の上にエプロンしてるメイドさんもいらっしゃいました。かわいかったよん。わたしも今度あんなカッコ(以下、自粛)
[お笑い]
茶臼山舞台恐怖のBONBONナイト!「〜兵隊さんと怪談〜“日本の夏”の会」
今夜も茶臼山舞台へ。お客さんは前日と同じぐらい(50人ぐらい)入っていて、やっぱり暑くて窮屈でしんどかったです。けど、今日もジューブン楽しめました。南湖さんの日露戦争ネタの講談でスタート。染雀さんのは、青火がポッ、生首ゴロン、って本格的な怪談噺でしたが、これはもうちょっと広い舞台で見たかったような気がしました。
わたし的に今日いちばん楽しみやったんが、あやめさんの『船弁慶』。わたしなんぞの説明なんかいらんでしょうが、文枝師匠の十八番やった噺です。1年前のネタおろしンときは見られなかったので、(わたしとしては)満を持したってところ。いやね、なにが良かったといって喜六のキャラがめっちゃ良かった。誤解を恐れずに言っちゃうと、文枝師匠が演じる喜六よりフヌケ感が出てたように思います。その反面、ある意味あやめさんが地を出すだけで(?)成立しそうな雷のお松は、文枝師匠ほど激しさ&艶っぽさが出てないねんなァ(特に後者が)。おもろいもんです。あやめさんはこの噺、毎年お盆にやる言うてはるんで、来年もぜひ見てみたいです。
仁昇さんの右翼魂サクレツ(でも、おもろすぎ!)な『軍人大喜利』を挟んで、トリは雀三郎さんの『雨月荘の惨劇』。じつはわたし、雀三郎さんと小佐田定雄さんとのコラボ作品ではコレがいちばん好きです。そやかて、めっちゃアホらしいねんもん。これも誤解を恐れずに言っちゃいますが、雀三郎さんの高座は、ジックリ聴かす噺よりこんな噺の方がより光るように思いますねん。……頭が?……(←お約束のボケです、すみません)。雀三郎さん、「この噺は命に関わる」なんて言うてましたが(最後まで聴いたら、その意味もようわかります)、懲りずにこれからも演じてほしい噺のひとつです。
8月14日(日曜日)
[お笑い]
茶臼山舞台恐怖のBONBONナイト!「白塗り芸人大集合!」
去年の11月以来、9ヶ月ぶりに茶臼山舞台へ行ってきました。
茶臼山舞台では「恐怖のBONBONナイト!」と称して今日から3日連続でお盆興行。その第1弾は「白塗り芸人大集合!」。その名の通り、出演者は全員白塗りメイク。なんかもう「初日から濃すぎるで、あんた」って感じ。思わず維新派か白虎社の公演に紛れ込んだんかと思ったわ(笑)
トップバッターは”おしどり”の衣笠雅子ちゃん。白塗りしてても妙にかわいいマコちゃん。でも、やるのはエロ漫談(笑) 続いてマコちゃんのアコーデオンに乗せて”おしどり”の相方・フェラッチオ君(おい)がパントマイム&ワイヤーアート。四角く塗った白塗りがこれまた妙にかわいかったりして。ホンマ、この二人、似合いの夫婦やわ(誉め言葉です)。
大衆ソウルシンガーというようわからん肩書きのインディさんは初めて見させてもらいましたが、「シンガー」というより「芸人」、いや「怪人」と呼びたくなるほど素敵な人でした(誉めてます)。念願のCD(シーデーと発音するように)デビュー曲となった『ボウリングだよ人生は』は各社通信カラオケにも入ってるそうなので、今度さがして歌ってみましょう。
あいかわらずキケンなネタで突っ走る姉キン。生で見るのは久しぶりやったけど、ジャクリーヌ、前より綺麗になってるような気がしました(←あくまで「気がした」だけですが)。あ、それから姉キン、なんとキエフ公演が決まったらしいです。……って、ロシア人の前でなにするねん!? やっぱりロシア皇帝や社会主義をおちょくったネタとかやるんやろか(←現在のキエフ情勢を何も知らずに書いてます)。
で、トリは小枝さん。二十年ぶりぐらいに生で見ました、『夢芝居』。白塗りにメガネかけてるのん見てるだけで、もう笑けて、笑けて(二十年前はメガネかけてなかったし)。コエピョンの「皆さんもご一緒に」の掛け声で、会場内のほぼ全員が声を揃えて「どーしたんでぇ」と応えたところは、なんか感動的ですらありました。いやァ、落語ファンって濃いなァ(わたしも含めて)。しかし、勝手知ったる落語本編よりも白塗りのままウダウダ喋るマクラの方がインパクト強かったかも。どんな内容かは、ここにはとても書けませんけどね。50人強のお客さんでパンパンに膨れあがった今日の茶臼山舞台、暑くて窮屈でめっちゃしんどかったけど、ホンマおもろかったわ。
8月13日(土曜日)
[呑み喰い]
今日からお盆休み。日本橋でメイド喫茶・コスプレ喫茶をハシゴしてきました。
CCOちゃ(日本橋)
- コーラフロート
まずは、フォーエバーレコードが入ってるビルの裏にある”CCOちゃ”。ここはコーヒーや紅茶を注文するとメイドさんがテーブルの横にひざまずいてお砂糖・クリームを入れてマゼマゼしてくれるって正統派(?)のメイド喫茶なのですが、わたしはそうと知らずコーラフロートなんか注文しちゃったので、そんなおいしいオプションにありつけず、ちょっと悔しい思いをしました(笑) 次回はぜひコーヒーか紅茶を注文してお前たちを跪かせてやる、と心に固く誓おうとしたんですが……いかんせん、この店は全席禁煙なのです。わたしのようなヘビースモーカーにとって、喫茶店で煙草吸えないのはめっちゃ辛い。だもんで、「次回」は無い可能性が高いです。
MOEMOE(日本橋)
- 萌えパフェ
次に、フォーエバーレコードが入ってるビルの4階にある”MOEMOE”へ。こちらはコスプレ喫茶なのですが、最近のアニメやゲームに疎いので店員さんがなんのコスプレしてるのかサッパリわかりませんでした(苦笑) 窓際の席で、路上を歩くヲタどもを見下ろしながらお茶するのはけっこう気持ちよかったですが(笑)、ここもまた全席禁煙。ううん、辛いよ〜。萌えパフェなるものをいただいて、とっとと退散。ここも「次回」は無いやろなァ。
Moe CAFE(日本橋)
- アイスコーヒー
最後はザウルスの向かいのビルの2階にある”Moe CAFE”。幸いなことに、このお店は全席禁煙ではありませんでした。ありがたや、ありがたや。それどころか、分煙すらしてないようでしたが(笑) ここもコスプレ喫茶ですが、やっぱり店員さんたちがなんのコスプレしてるのかわかりませんでした(またも苦笑)。店員さんの一人が「あの子は○○、あの子は△△」と教えてくれましたが、それでもサッパリわからん(激しく苦笑) ちょっとオバサンを感じる夏の午後でございました。ここは煙草吸いホーダイなので「次回」あるかも。
[ライヴ]
TANZ#3〜オールスター納涼ポロリ演奏会〜
RAIN DOGS(神山)
イノウラトモエの主催ライヴ。今日は他に、バナナホールで友川カズキ、スカイビルの近くに最近オープンした”Shangri-La”でハンバート ハンバートや夕凪などが出てるライヴがあって、どれを観るべきか悩みに悩んだ挙げ句(日本橋でお茶してた頃にはまだ悩んでた)、イノウラトモエをチョイス。いや、まァ、正解でしたわ。ドラムが加わってトリオ編成になったイノウラトモエも、観るのん2月以来2度目になる増家真美ちゃんもホンマよかったし。
なによりも、シークレット・ゲストの”ヒミツな僕”さんがもう最高。誰やねん……って、もったいつけてもアレなんで書いちゃいますけど、正体はチチ松村さんでした。ギター・バンジョーの弾き語り(これがまた馴れてないんかヘタクソやねん、、、笑)に、最後は立ち上がってハンドマイクで歌うという、ゴンチチのステージじゃまず見られないチチさんが拝めて、なんかめっちゃお徳感大なライヴでした。
[呑み喰い]
焼蕎麦屋(神山)
- 卵つけ焼蕎麦
東通商店街には入らずに扇町通りの方へ左折(リッチドールの方向ね)。SのTちゃんが裏稼業で始めた焼蕎麦屋で腹ごなし。メニューは「卵つけ焼蕎麦」と「出汁つけ焼蕎麦」の2品のみ(あと、ドリンクが少々)。今回は卵つけの方をいただきましたが、なかなかおいしいやん、これ。ちょっと量が少ないかなって気はするけど、お酒の合間に小腹すいたときなんかちょうどいいかも。ものたりなかったら、ごはんと合わせるって手もあるしね。
[呑み喰い]
- Heaven HiLL(堂山)
- JOKE(神山)
そのあと”Heaven HiLL”→”JOKE”とハシゴ。またもや朝まで飲んだくれてました(汗)
8月7日(日曜日)
[呑み喰い]
e-maid(日本橋)
- コロコロステーキ・セット
先週(7月31日)の日記で「ヴィンテージがメイド喫茶になってたので、ちょっとビックリ」なんて書いたら、マサオさんが掲示板に「あそこは日本橋のメイド喫茶の中では入りやすい方だと思います」と書き込みしてくださったので、勇気を出して突撃してきました。
入るまではちょっとドキドキしてたんですが、入ってしまえば、まァ、フツーの喫茶店と大差なしって感じでしたわ。お客さんもいたってフツー。メイドさん目当てのヲタっぽい人もいるにはいたけど、ま、そんな人は日本橋の飲食店になら大抵いるしね。女性客もけっこういたし、女性だけのグループもいました。明らかに場違いな初老のカップルや中年男4人組なんてのもいたけど、この人たちはメイド喫茶と知らずに入ってきたような感じでした(あるいはヴィンテージ時代からの常連さんかも)。
お食事はさすがに元々イタ飯屋だっただけに不味くはなかったけど、ごはんが冷めてたのがイケてませんでした。それと、そのごはんが平皿に盛られてるのにお箸を出されたのもちょっとねェ。やっぱり平皿のごはんにはお塩かけてフォークで食べるのがデフォでしょ(←俺んちルール?)
あ、メイドさんにはいちおう「お嬢様」と呼んでもらえたので、それだけはめっちゃ嬉しかったです(笑) なんにせよ「メイド喫茶でお茶する」って第1関門は突破したので、次はもうちょっと「濃いめ」の店に突撃してみたいな、と思いました(おいおい)
[ライヴ]
LIVE『忘れてはイケナイ物語り』PIKADON
大阪城野外音楽堂
95年の春一番以来ちょうど10年ぶりに足を踏み入れた大阪城野外音楽堂は「えっ、こんな狭かった!?」って感じ。なんか記憶ではもっと広かったような気がしてたんやけど。ライヴ自体は2時から始まってましたが、わたしが着いたのは3時頃、ちょうどこれから大西ユカリと新世界のステージが始まるってところでした。
とにかくもう暑くて暑くてタマラン状態だったので、わずかに翳ってる左翼側に足を運ぶとNIMAさんやらヒロ子さんやらヨシローさん&デヴィさんやらがおられたので、けっきょく最後までそのへんで見ることに(キスミワコちゃんのときだけ前の方に瞬間移動)。あ、今日はノースリーブのチュニックで色っぽく決めてたんですが(そうか?)、このライヴのあいだだけは”Heaven HiLL”のTシャツ着て、地道に宣伝活動に勤しんでました(笑)
会場内はアルコール禁止でビール飲まれへんかったのはキツかったけど、ええ感じのライヴでしたわ。春一の山下洋輔トリオんときみたいに横で黒田征太郎さん(略してクロセイ)がライヴ・ペインディングしはるんやけど、これがもう凄いのよ。演奏に合わせてキャンバスが刻々と変化するので、一瞬たりとも目が離せませんって感じ。そんな黒征さんのパフォーマンスに見とれたのか、はたまた暑さのせいなのか、ユカリさんが『That Lucky Old Sun』の歌詞トチって最初からやりなおすという一幕もあったりして。
あとはやっぱり、古謝美佐子さんを生で観られたのが嬉しかったです。『黒い雨』は桜川唯丸さんの『ウランバン』のんしか聴いたことなかったんですが、いやァ、感激しました。それまでカンカン照りで風ひとつ吹かへんかったのに、美佐子さんがステージに登場したら涼しい風がササーっと吹いたのも、なんかグッドタイミング。この手のライヴにしては珍しく時間に余裕があったらしく、ラス前に木村さんをステージに呼んで即興で『十九の春』をコラボ。木村さん、キーが合わなくてサビの部分はキツキツでしたが楽しそうでしたわ。
ライヴは7時前、まだ陽が明るいうちに終了。会場を出て駅に向かって歩いてると、うしろから「みやちゃ〜ん」と声がするので振り向くと、チャリンコ乗ったタマちゃんが。そういえば、ダンシング義隆さんもチャリンコで来てたようやし、スティービー和田さんは単車で来てはったし、近場の人はええな、わたしも大阪市内に住みたいな、とちょっと羨んでみたりしながら地下鉄乗り継いで梅田へ向かったのでした。
[呑み喰い]
洋楽(Whity梅田)
- 麻婆豆腐セット
[呑み喰い]
- Heaven HiLL(堂山)
- JOKE(神山)
8月6日(土曜日)
[映画]
妖怪大戦争
ワーナーマイカルシネマズ東岸和田
仕事帰りに『妖怪大戦争』を観てきました。映画館には上映20分ほど前に着いたんやけど、雷雨による停電のため全スクリーン上映停止中。しばらくして復旧したんですが、けっきょく予定より30分遅れで上映開始ってことになり、おかげで帰りのバスを乗り過ごしてしまいました。土日は終バス、意外と早いんやね。映画館で遅れたお詫びにってドリンク券くれたけど、それ以上にタクシー代が…… これも加藤の仕業か?(苦笑)
で、映画ですが、三輪姉妹ファンとしては明日美ちゃんのろくろ首が見せ場けっこうあったので嬉しかったです。適度にエロいところも、また嬉し(笑) これだけでもわたし的には入場料分以上の価値はあったというのに、そこへ加えて川姫(の太股)ですよ。アギ(のお尻&胸元&仕草)ですよ。わたしが宮迫なら「妖怪エロ合戦だァ〜!」って叫んでるところです(おい) 神木クンのお尻もたまらんかったなァ(おいおい)
観る前は不安で不安でたまらんかったトヨエツ加藤もけっこう……かなり……ジューブンすぎるぐらいイケてました。この映画に関してはキューサク加藤じゃなくトヨエツ加藤で正解やったと思います。あと細かいところでは、妖怪の中に何げに牛頭クンが混ざってたのも嬉しかったなァ。しかも、エンドクレジットで確認したところ、中の人も同じ人でした。このあたりはサスガ三池監督、痒いところに手が届いてますね。こうなったら続編はぜひとも実現してほしいもんです。神木クンのかわいさが残ってるうちにお願いしますよ、大映さん。モチロンそんときは明日美ろくろ首も続投させてね。
8月3日(木曜日)
[映画]
あゝ決戦航空隊
自宅(DVD鑑賞)
神風特攻隊の誕生から敗戦までを、特攻隊の生みの親と呼ばれる大西瀧二郎を中心に描いた群像劇。脚本の笠原和夫は、のちの『大日本帝国』に繋がる”天皇の戦争責任”を重大なテーマのひとつとして据えてるんですが、完成作品にはほとんど反映されてないのが残念なところ(それが山下耕作監督独自の意向なのか、東映トップ陣からの要請なのかはわからんのですが)。それと、帝国海軍にあって山本五十六以上の合理主義者といわれた大西が「あと二千万、特攻を出せば日本は勝てます!」とまで言い切るようになるまでの過程も描いてほしかった気がします。
8月1日(火曜日)
[映画]
たまもの
自宅(DVD鑑賞)
もう、切なくて切なくて。いや、映画の内容も切ないんですが、それ以上に、こっから先の林由美香を見ることできないという事実が、もう最高に切ないわけです。ストラーイク一発ストラーイク! …………(な〜んちゃって)……