6月30日(月曜日)
[映画]
宵闇せまれば
自宅(DVD鑑賞)
DVD-BOX『実相寺昭雄コレクション』の1本。『実相寺昭雄コレクション』に収録されている劇場用映画7本のうち、唯一未見だったのが、これ。遊ぶことに飽きた4人の若者がガス室遊びに興じるって、43分の短編。構図やカット割りはその後のATG作品の雛形といえますが、作品が持つ”匂い”は、むしろずっと後の『不思議館』や平成ウルトラマンの諸作品に通じるモノがあると思います。あ、それと、脚本が大島渚だからか、若者たちの態度や言動がすっごくハナにつきます(笑) こいつらが目の前にいたら、どついてるかも(爆)
6月29日(日曜日)
[映画]
歌麿・夢と知りせば
自宅(DVD鑑賞)
DVD-BOX『実相寺昭雄コレクション』の1本。約20年ぶりぐらいに観たんですが、ストーリーはともかくビジュアル面はけっこう覚えてました。それだけ凝ってるってことなんですね、実相寺さんの画作りは。花魁道中の斜めの構図なんか完璧に覚えてたもんなァ。その花魁役が中川梨絵さんだったことは、すっかり忘れてたけど(笑) ちなみにこの映画、わたしが初めて劇場で観た実相寺作品です。堺の宿院で相米慎二監督の『魚影の群れ』と2本立てで観ました。今から思うと、すっごいハードな組み合わせですな(爆)
6月28日(土曜日)
[映画]
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル
千日前国際劇場
キャメDのケツにクラクラ、バリモア姐さんの過去にウルウル、ルーシーリューのイタチに…… そやけど、アップとか見てると、あの3人でエンジェルはそろそろ限界? 次回作はあるんか??
6月22日(日曜日)
[映画]
3 on 3
シネマ・ドゥ(心斎橋)
主役のラッパ我リヤの3人が演技力皆無で正直ムカつきますが(特にデブの奴、ひどすぎ)、それをカバーして余りあるのが三輪ひとみ姉さん! 今回の姉さんは『怪獣大戦争』における水野久美さん状態。いろんなタイプの姉さんを楽しめます。その中でもウェイトレス・コスの可愛さは尋常じゃない。三輪ひとみ史上に残る可愛さといっても過言じゃありません。ソレを見るだけでも価値大だと断言できます! ……ま、それだけの映画ですが(苦笑) お客さんがわたしを含めてたった2人も宜なるかな。う〜む……
6月7日(土曜日)
[映画]
双生児
自宅(DVD鑑賞)
江戸川乱歩の原作は子供の頃に読んだハズなのですが、内容はまったく覚えてません。劇場で封切られた頃に読み返そうと思ったけど、けっきょくまだ読んでないや(笑) この映画、登場人物がすべて眉毛が無くって、最初のうちは違和感バリバリなんですが、不思議なもんで10分も経つとそれが当たり前に思えてきます。麿赤児と竹中直人は眉毛なくても最初から違和感ないねんけどね(爆) その眉つぶしのメイク・テクが映像特典で収録されていて、眉毛をあまりいじれない女装者には参考になるかも。
6月6日(金曜日)
[映画]
ヒルコ/妖怪ハンター
自宅(DVD鑑賞)
諸星大二郎の稗田礼二郎モノを映画化したものですが、その原作のイメージをかなぐり捨てないとツライかも。なにしろ、稗田さんが原作とは180度ぐらい別人ですから。でも、熱血青春学園ホラー塚本風味として観れば傑作だと思います。
6月5日(木曜日)
[読書]
塚本晋也読本
読んで字の如し、塚本晋也に関する本人、塚本映画の役者・スタッフ、役者としての塚本を起用した演出家などへのインタビューをまとめたモノなのですが、やっぱりご本人の話がいちばん面白かったっす。映画(を作ること)が好きなんやっちゅーことが、ヒシヒシと伝わってくるよーな。
この本は、塚本さんのDVDボックスのリリース(5月発売)に合わせて出版されたんやと思うねんけど、これが悩みのタネ。ボックスに収録の7作品のうち5作までは既にDVD持ってるし、ま、買う必要はないわな、フツー。でもなァ、『電柱小僧の冒険』はこのボックスにしか入ってないし、特典ディスクも気になるし…… どっちにしろ、今はケーザイ的に苦しいのでよう買わんねんけどね。そしたら、ハナから悩むなよ! と心の中で自己ツッコミ100回。