google のロゴの画像です。

この画像をクリックするとホームへ戻ります。

この画像をクリックするとホームへ戻ります。

以下のテキストには”ネタバレ”を含んでいます。閲覧にはご注意ください。

龍が如く 劇場版の垂れ幕の画像です。 龍が如く 劇場版のポスターの画像です。

原作のゲームをやったことないので、どこまでが原作準拠でどこからが映画オリジナルかわからないんですが、まァ、なんにせよ、三池崇史の映画ってことは間違いないのでした。いや、ホンマにね、どこを切っても三池の映画ですわ。良くも悪くも三池の映画。わたしのような三池ヲタにはタマラン映画なのですが、そうでない人には……う〜ん、どうなんやろ?

三池映画の系譜的には『不動』や『漂流街』に連なる作品です。で、その2作品と同じように、主役より脇にいる人たちの方が目立ってます(笑) 久しぶりの主役やいうのに、ちょっとかわいそうやぞ北村一輝。まァ、彼も脇にまわったときはオイシイ役どころ多いから、三池さん的にはバランス取ってるつもりなんやろけどね(そうか?)

で、今回、特にオイシイ思いしてるのが岸谷五朗。金属バット振りまわす片目のクラッシャーってだけでもポイント高いのに、腰が抜けること必至な脱力系エセ関西弁がもうね、素晴らしすぎます。彼の「キリュウちゃ〜ん」ってセリフが頭にこびりついて離れません。困ったモンです(爆)

他にも哀川翔やら遠藤憲一やら田口トモロヲやら、三池組おなじみの面々がいい味だしすぎてます。しかも、その名前を挙げた3人って、メインのお話にはほとんど絡んでこない人たちだったりするんですよ。出演シーンをそっくりカットしてもストーリー的にはなんの影響も無いという、そんなキャラ。で、そんなサブストーリー的なエピソードが他にも二つばかりあり、メインのストーリーと合わせて四つのお話が同時進行してるんですが、どう考えてもサブの話の方が面白い(笑)

肝心のメインの話は恐ろしいぐらいに説明不足で(わからんところはゲームで確認せえ、ってことか?)、そのうえ先に書いたように主役の北村一輝より岸谷五郎の方が遥かに目立ってるし。力を入れるとこ、思いっきり間違うてるやろ三池崇史(笑) けど、それが三池崇史。良くも悪くも三池の映画ってのは、つまりまァ、こーゆーことなんですわ。

▲ Page Top

■ ホームへ戻る


Copyright(C) Miyako Sudou

Life is Carnival