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以下のテキストには”ネタバレ”を含んでいます。閲覧にはご注意ください。

「イースタン・プロミスとは、英国における東欧組織による人身売買契約のことを指す」んだそうです(公式サイトより)。この映画では、そんな東欧組織(ここではロシアン・マフィア)の実態が、すごくわかりやすく描かれています。

この「わかりやすく」ってところが、ひとつのミソ。「どうせクローネンバーグなんだから複雑でグチャグチャでネトネトしてる、わけわかんない映画なんでしょ」とか思って敬遠したらソンしますよ〜。だからと言って、「グチャグチャでネトネト」を楽しみに劇場に脚を運んだヒネたファン(わしや、わしや)の期待を裏切ってるわけでもないのが凄いところ。クローネンバーグも大人になったってことなんでしょうか。

ヴィゴ・モーテンセンとナオミ・ワッツの役どころは、性行為が介在しない村木と名美みたいな感じ。……この手の映画で、この手の男と女が出てきたら、なんでもかんでも「村木と名美」に例えるのはわたしの悪い癖ですね(笑) わかっちゃいるけどヤメラレない(爆)

で、石井隆といえば、「モーやんが演じてるこの役って、石井隆の映画やったら、じつは潜入捜査官やったりするねんけどな」なんて、最初の方でちょっと思ったりしたのですよ。そしたら、終盤になってホントに潜入捜査官やったことがわかったりして、ちょっとビックリ。まァ、こんな話をこんな風に作ればこんな風になるわな、ってことなんでしょうけどね。あ、でも、それがこの映画のマイナス・ポイントになってるってことはまったくないので御安心を。

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