10月5日
[お出かけ]
東京見物 1日目
秋葉原〜浅草
岡大介独演会を観るため、11年ぶりに東京へ行ってきました。お昼に大阪を出て、東京に着いたのが15時ごろ。当初は朝から出かけて日中は東京見物とシャレこむつもりだったんですが、おりしも台風18号が日本列島に接近中。雨の中あちこち歩きまわるのもアレなんで、出発時間をズラしたんですわ。で、案の定、大阪を出るときには曇天だった空が、新幹線が静岡にさしかかる頃からポツポツきて、東京に着いたときにはドシャ降り。時間ズラして正解。で、東京駅から山手線で秋葉原へ移動。
秋葉原に着いてまず向かったのはラジオ会館。ここは元々、小さな電気店が何十店も入っていた電気街の総合デパートみたいなビルだったんですが、今じゃそんな電気店は数えるほどしか残ってなくて、フロアはほぼヲタク系の店に占拠されてます。大阪で言うと、日本橋に点在するその手の店が一ヶ所に集まってるって感じ。ま、早い話がヲタクの聖地みたいなところですわな。秋葉原には1時間強いましたが、そのうち50分ほどはこのビル内を上から下までウロウロしてました(笑)
JR秋葉原駅の真ん前に並んでるガンダム・カフェとAKB48カフェ。どちらも全席禁煙だったので中へは入らず。
秋葉原から浅草へは初めて乗るつくばエクスプレスで。
[呑み喰い]
君塚食堂(浅草)
- オムライス
浅草に着いたものの雨が激しいのであまりウロウロもできず、とりあえず食事やなってことで、最初は11年前にオムライスを食べたヨシカミへ向かったんですが、店頭のメニューの「オムライス 1300円」って表示に恐れをなして、あっさり断念(笑) けっきょく木馬亭の真向かいにあった君塚食堂ってところに入りました。頼んだのはモチロン、オムライス。だって、すでに口が「オムライスの口」になっていたんですもの(爆) ちなみにこちらのオムライスは鶏肉たっぷり入って800円でした。店員さんは全員オバチャンの超庶民的なお店で、真ん前にあるだけに木馬亭のお客さんや演者さんもよく利用されているとか。わたしの両隣の席に座ってた方々も岡くんのご贔屓さんだったようです。
前田食堂(浅草)
- 一杯呑み
開場時間になったので店を出ると入場待ちの列がざっと50人ぐらい。「おお、台風やっちゅーのに盛況やがな」と思いながら列の最後尾に並んだところで、こちらへ近づいてくる赤荻さんの姿を発見。挨拶すると、赤荻さんはわたしの後方にも手を振ってるので振りかえると、そこにあった居酒屋の中に原やんとひろし君のビックリ顔が。で、けっきょく開演時間ギリギリまで一杯やることに(笑)
[ライヴ]
第6回 岡大介 木馬亭独演会 東京発〜大阪行き
木馬亭(東京・浅草)
館内に入ると131ある座席はほぼ埋まってましたが、舞台上手側通路の補助席がちょうど4席空いてたので、わたしたちはそこへ縦に並ぶように座りました。舞台上はモチロン客席の反応もよく見える、わたし的にはなかなか良い席でラッキー。で、客席を見わたしてみると、客層は老若男女ならぬ「老老男女」って感じ(笑) このへんが、さすが岡くん、ですね。
木馬亭は浪曲の定席で、この日もお昼の通常営業が終わってからの準備になるうえ台風が来てるってことで、めっちゃ大変だったようです。そのせいもあってか定刻から10分ほど遅れて、いよいよ開演。岡くんはフォークギターを持って客席後方から登場。下座で田嶋友輔さんが叩く太鼓に合わせて1曲目は『インターナショナル』。それも含めて3曲だけで第1部はあっさり終了。早っ!
第2部はゲストの宮里ひろしさん。たぶん、ひろっさんのことを知ってる人はわたしたち4人を含めても10人いたかどうかってところだと思いますが、みなさん笑うところではめっちゃ笑い、聴かせる唄はじっくり聴き、って感じで、反応は上々。持ってきたCDも完売したそうです。……って言っても、持ってきてたのは3枚だけだったそうですが(笑) しかも、そのうち1枚は岡くんのお母さんが買ってくれたそうです。これには原やんが「10枚でも20枚でも自分が持ってきたらよかった」ってあとあとまで悔やんでました。
休憩はさんで第3部は岡くんのカンカラ三線ショー。途中でマイクから離れて客席の中で唄うって一幕も。そのときに思ったんですが、岡くん、声に艶が出てきたなァ。ちょっとは大人になったのかしら(笑)
アンコールは岡くんとひろっさんで『この青空に』。大阪でも観たことのない師弟デュエットでした。デキの方はかなりグダグダ(特に岡くんがリードを取ったあたりから)やったけど(笑)
で、最後の最後、岡くんがひとりで2020年オリンピックのテーマ曲(予定)『東京』を唄って、終演。台風の中(ってゆーか、台風と一緒に)、浅草まで脚を運んでホンマ、ヨカッタわァ、って心から思える至福なひとときをすごさせてもらいました。
Picasa ウェブアルバム〜第6回 岡大介 木馬亭独演会 東京発〜大阪行き
[呑み喰い]
魚民(浅草)
- 居酒屋メニューいろいろ
終演後、打ち上げにも参加させてもらい、岡くんの東京応援団の方々と乾杯、乾杯、また乾杯。散会後、ひろっさんが「ホッピー呑みたい、もつ煮込み食べたい」と言うので店を探したけど、その手の店はもう閉まってたので、ひろっさんが宿泊するホテルにこっそり忍びこんで大阪組(+赤荻さん)で打ち上げ、また乾杯。
で、ひろっさんが「もう寝る」って言ってお開きになったときには、すでに日付が変わってました。わたしはそのあと赤荻さんに神田まで送っていただき、ネカフェに潜りこんで朝までグッスリ。東京1日目はこれにて終了〜♪
10月6日
[お出かけ]
東京見物 2日目
神田〜浅草〜東京スカイツリー〜上野〜原宿〜渋谷
午前9時にネカフェを出ると、やっぱり激しい雨が。新幹線も止まってるらしいし、はたして今日は大阪へ帰れるんやろかと不安いっぱい抱えながら、神田から東京メトロ銀座線で浅草へ。
[呑み喰い]
珈琲アロマ(浅草)
- モーニングコーヒー
演芸ファンのマスターがやってはるアロマって喫茶店でひろっさん、岡くん、原やんと合流。仕事でたまたま東京へ来ていたひろし君はマジメに仕事へ出かけたそうです。
岡くんとはここでお別れ。ホンマにホンマにご苦労さんでした。あ、そやそや、岡くんには木馬亭で買った昨年の独演会DVDにサイン貰ったんやけど、以前とは違ってなんかめっちゃサインらしいサインになってて驚きました。やっぱり岡くん、大人になってるわ(笑)
水口(浅草)
- なめこ合
- ほたてのお刺身
- 玉子焼(砂糖抜き)
アロマさんでしばらくくつろいでるうちに、探索に出ていた原やんが開いてる食堂を見つけてきたので、そこへ移動。ひろっさん希望のホッピーももつ煮込みも置いてなかったけど、料理はどれも美味しかったです。玉子焼もわざわざ砂糖抜きで作ってくれたし。
もつくし(浅草)
- もつ煮込み
で、また探索に出た原やんがついにもつ煮込みやってる店を発見。ホッピーもモチロンありました〜♪ 見てよ、このひろっさんの嬉しそうな顔(笑)
で、そこで呑んでるうちに雨があがり、店内のテレビで流れてたニュースによると新幹線も動きだしたとのこと。万々歳です。ひろっさんは「これで大阪に帰れる、店も開けれる」とお昼すぎに帰路につきました。ホッピーでかなりヘロヘロになってましたが、無事に大阪まで戻れたようです。よかった、よかった。
わたしと原やんは、仕事を休んで今日も駆けつけてくれた赤荻さんの案内で東京観光としゃれこみました。完全にお上りさんモードに入って、まずは東洋館の前で記念に一枚。あ、わたしが写ってる写真はすべて赤荻さん撮影です。ありがとうございました。
浅草公会堂前の入り口んところに飾られてる手形の中に服部良一さんのを発見。今回の東京ツアーの私的テーマソングは『東京見物』(中野忠晴とコロムビア・ナカノ・リズム・ボーイズ、作詞:西條八十、作・編曲:服部良一)だったので、これは撮っておかなくては。
つづいて原やんのリクエストでマルベル堂へ。原やんが店内に入ったまま出てこないので「ええかげんにせーよ」と呼びにいったら…… そりゃ、なかなか出てこれないわけだわ。あんな人やこんな人のプロマイドに見とれてしまい、ミイラ取りがミイラになってしまいましたとさ。恐るべし、マルベル堂(笑)
それから、仲見世をひやかしつつ浅草寺へ。記念撮影といえば雷門ははずせんでしょ(笑)
[呑み喰い]
神谷バー(浅草)
- 煮こごり
- タコのスモークサラダ
浅草観光の定番のひとつ、神谷バーでひとやすみ。電気ブランは前に来たとき呑んだけど、わたし的には今イチな感じだったので、おとなしくビールをいただきました。アテはトーゼン煮こごり。
浅草から東武スカイツリーラインに乗って(って言っても一駅だけやけど)、東京スカイツリーへ。ところが、「強風のため展望台には昇れません」ですと! 台風はとっくに通りすぎ風ももうほとんど吹いてないのに、イケズゥ〜。しかたないので真下から見あげたスカイツリーを。ちょっと前まで降ってた雨は幻やったんかっちゅーぐらい、ええ天気。
スカイツリーから今度はバスで移動(よく見なかったけど、たぶん東武バスのスカイツリーシャトル上野・浅草線ってやつだと思います)。もうちょい浅草を見てまわるという原やんは途中で降りて、わたしは赤荻さんと上野まで。上野の森をゆっくり歩いてアメ横へ。
上野から東京メトロ銀座線で表参道。ここから原宿までまたゆっくりと散策。今じゃ表参道ヒルズってファッションビルに変貌しちゃった同潤会青山アパート。
竹下通り。ここはヤバい。ヤバすぎますわ。右も左もかわいい服屋さんばかりで、たぶんひとりだったら全部の店に入っちゃってたかも(笑)
[呑み喰い]
然花抄院(渋谷)
- アイスコーヒー
原宿から山手線で最後の目的地・渋谷へ。なぜ渋谷なのかというと、道玄坂のブラジル料理店でAZUMIさんのライヴがあるからなのです。わたしは時間的にライヴは観れないけど、土曜日にぶんちゃっ♪でご一緒させていただいてたので挨拶ぐらいはしときたいしね。で、その前に渋谷ヒカリエって渋谷でいちばん新しいファッションビルの和風喫茶でちょっと休憩。
で、渋谷で待ち合わせといえば、やっぱりココでしょ(笑)
ライヴ会場はすぐに見つかり(赤荻さんが見つけてくれたんやけど)、AZUMIさんにも会えました。AZUMIさん、わたしの顔を見るなり「土曜日は何時に帰りました?」。「11時半ごろに帰ったけど、なんで?」って聞き返すと、「わい、何時にどうやって帰ったか覚えてないんですわ」(笑) そんな人が翌日には横浜、今夜は渋谷でライヴするねんから、凄いわ(ある意味)。
B.Y.G(渋谷)
- 一杯呑み
で、そのAZUMIさんがライヴするところの隣が名曲喫茶の老舗ライオンで、そのまた何軒か横にあったのがB.Y.G。そう、あの風都市の本拠地だったライヴ喫茶です。東京ツアー最後はこの伝説の場所でビールを。名前はわからないけど、いい感じのカントリー女子のレコードがかかってました。
はい、これでおしまい、東京見物。このあと山手線に乗り、品川から新幹線で大阪へ帰ってきました。11年ぶりだった東京、次に来れるのは何年後かな?
ちなみに原やんはAZUMIさんのライヴのあとゆっくりしすぎて深夜バスに乗り遅れ、赤荻さん宅に泊めてもらい、翌朝の新幹線で帰阪したそうです。ご苦労さん(笑)